山形県蔵王温泉

下湯共同浴場 (蔵王温泉) ★4.0

酸性・含鉄・硫黄-アルミニウ ム-硫酸塩・塩化物温泉
(湯左之沢・蛇荒川洞門源泉 混合)

山形県山形市蔵王温泉
男女別内湯
200円(蔵王温泉宿泊者は無料)
6:30 – 22:30

2年ぶりに入浴しました。
当時は湯巡りをはじめて間もなく、お湯の良し悪しも分かっていないような状態だったのです。
あれから随分と色々と周ったので、今度はどんな印象を受けるだろうか・・・
そんな事を期待しながらの入浴となりました。

簡単にまとめると、入浴料200円。宿泊者は無料。白濁、優しい硫黄臭、少し熱め、湯口からお湯がドバドバ。狭い割りに人多い。木造で風情ある。
理想的共同浴場。
・・・って感じです。ハイ、レポート終了!

何故こんないい加減なレポなのか?
それは、レポ以上に、書きたい事があるからです。
イキナリですが、大胆な発言をしてみます。

「下湯共同浴場で利用されているお湯は、近江屋3号源泉では無い!!!」

えぇと、状況説明しますね。
下湯共同浴場の前には、成分表が掲示されており、使用源泉が近江屋3号源泉とあるのです。
近江屋3号源泉は上湯共同浴場でも使われているんですよね。
でも、どう考えても腑に落ちないのです。

【理由1・立地条件】
下湯がある場所を考えて見ましょう。まず、同じ源泉が使用されている上湯より低所にあり、距離でおよそ100m程離れています。
次に、下湯の周りにある旅館の源泉を見てみましょう。下湯から見て上湯側すぐ隣に三浦屋があります。三浦屋内湯と下湯は5mと離れていません。
そんな三浦屋に引かれているお湯は、蛇荒川洞門源泉です。
下湯の裏手にある堀久旅館と、下湯の通り向かい、少し上湯側にある伊藤屋旅館にも三浦屋と同じ蛇荒川洞門源泉が引かれています。
下湯は、3軒の蛇荒川洞門源泉に囲まれている事になります。
そして、下湯目の前の招仙閣ですが、こちらは独自源泉を使用しています。
更に、下湯の下流側の隣にある招栄閣にも独自源泉が引かれています。
周辺に異なる源泉が湧きまくっているのに、わざわざ100m以上も引き湯して近江屋3号源泉を使う事はあるのだろうか・・・?

【理由2・お湯の印象】
たかだか2度しか入浴していない私が結論持ってくるのは早いと思いますが・・・
同じ近江屋3号源泉を引いている筈の上湯と下湯では、浴感やお湯の見た目、臭いが全然違うのです。
まず上湯。青味がかった透明、粉のような白湯花。微硫黄臭、明礬臭。
次に下湯。青白濁、湯花というよりお湯自体がコロイド濁り。苦硫黄臭。
今回と前回、2度とも30分と間を空けずに両方をハシゴしましたが、お湯の印象が上記の通り全く異なっていました。
一般的には、下湯のお湯は、引き湯の過程で劣化しているせいとされていますが、果たして100m程度でそこまで劇的に変わるのでしょうか?
世の中、それ以上の長距離を引き湯される酸性硫黄泉、結構あるんですけどね。

【理由3・山形屋のオジサン証言】
前回山形屋に宿泊した際、オジサンと風呂場で入浴しながら話をしました。
私が「2箇所入ったけど、全然違うお湯と言う印象でした」と言うと、「通ですね!」良くぞ見抜きました!」「お湯が違うんですよ!」と言っておられました。
同時に、「上湯は加水し過ぎ」とも仰っていたので、「違う」の意味が、源泉なのか、源泉の使われ方なのか、今では謎です。
ただ、そのオジサンが言っていた事、今でも時折思い出され、気になっているのです。

【根拠4・他所の温泉地での事例】
成分表と実際の源泉が異なる事は、稀にですがあるみたいです。
あまり表立って言えませんが、関東の某温泉地にある共同浴場、施設に掲示されている源泉名と、実際の源泉が異なるんですよね。
まぁ、良いお湯に違いは無く、どう考えても大問題には発展しそうにありませんが。
蔵王でも、掲示されている成分表だけで、どこまで信用して良いのだろうか・・・?

・・・と、まぁ、こんな感じです。

で、私なりの予想。
これは、蛇荒川洞門源泉で、加水しつつ利用しているのではないか・・・と。
少なくとも、上湯と同じ源泉とは思えないのです。

まぁ、きっと、トンデモ理論で、分かっている方が読めば、「は?」って、笑う以前に呆れられてしまう内容の事を書いていると思います。^^;
あくまでも「こんな疑問を持っている人もいる」程度に聞き流して下さると助かります。

良いお湯である事に違いは無いですし、私は上湯より下湯の方が好きなのは変わりません。
蔵王に宿泊している方は無料で入れますので、是非とも機会があれば立ち寄り、お湯の違いを入り比べてみて下さい。

2006年 9月16日 - 再訪時のレポート

2006年12月30日-再訪

この日は、この下湯すぐ裏にある旅館「堀久」に泊まりました。
この日の下湯、透明感ある薄濁り。蛇荒川洞門源泉の堀久も薄濁り。
直後に上湯共同浴場へ行きましたが、相変わらず青味を帯びた透明でした。
湯巡り仲間からは「そんなはず無い」と言われるけど、やっぱ気になるなぁ、下湯の源泉。
本当に近江屋3号泉なのかなぁ・・・?

2007年12月22日-何度目かの再訪

前から上湯と源泉が違うのではと疑っていた下湯。ついに謎が解明?
浴後、事情に詳しい地元の方に聞いたところ、「ゆざのさわ」と「へびあな」の2種類を混合だそうです。
「へびあな」は蛇荒川洞門源泉の事かな?ゆざのさわ単体で入れる所はないかと聞いてみたところ、主に会社保養所とかで使用されているのだとか。
「こまくさ荘で使っているけど、立ち寄りは出来ないよ?」との事。
後日ネットでこまくさ荘で調べていたら、あった。で、肝心の源泉名は、確かに湯左之沢とあります。
なるほど・・・情報源に信憑性アリ、かな?

とりあえずこの問題、私の中では解決。
一般的に「おおみや3号泉」って事になっているけど、私個人としては、上湯と下湯は別源泉って事で・・・
ちなみにこの日の上湯と下湯ですが、上湯はクリアな透明、微硫黄臭、明礬臭強い。
下湯は、微濁、硫黄臭が僅かに強かったです。同じ日に下湯に2度入って念入りに違いを確認してしまいました。(笑)

2020年 1月4日 - 何度目かの再訪

久しぶりに再訪しました。
自分自身が以前書いたレポートを読み返してみましたが、いやぁ、アツいですね! なんか凄く熱心に語っていますね!

今振り返って思う事を一言でまとめるとですね。

上湯も下湯も川原湯も、どれも素晴らしいお湯です!
以上、これが結論!

そんな事より、いまの私にとって問題なのは、写真がブレブレで見るに耐えない事です。
共同浴場に一眼デジなんか持っていけないし、どうしたものかな・・・
冬場は浴室内が湯気で蒸すので綺麗な写真撮るのは難しいです。

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