山形県 羽根沢温泉

共同浴場(羽根沢温泉) ★4.5

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
(羽根沢源泉) 47.2度 / ph8.4
Na+ = 1204 / K+ = 3.9 / Ca++ = 5.3 / Mg++ = 0.7
Cl- = 915.5 / Br- = 2.4 / I- = 0.6 / HS- = 1.9
HCO3- = 1636 / H2SiO3 = 26.5 / HBO2 = 12.4
CO2 = 10.9 / 成分総計 = 3848mg

山形県最上郡鮭川村大字中渡1321
男女別内湯
200円
8:00 – 18:00 (冬期 – 17:00)

山形県の北部、最上郡鮭川村にある温泉です。
周囲はとても静かな集落で、共同浴場を中心に数件の宿と商店が並んでいます。
この共同浴場、集会場の下にあるのですが、出入り口が通りに背を向けた所にある為、普通に探したらなかなか分かり辛い場所にあります。
今回は山形在住の湯巡り仲間に案内して貰いたどり着く事が出来ました。多謝!
深々と雪が降る中で入る共同浴場は格別の風情がありますね。雪が珍しい東京モノからしてみると、それだけでも大満足してしまいそうです。

中は勿論男女別に分かれており、共同浴場らしく内湯のみです。
受付に人がいないので、料金箱に200円入れて入ります。
脱衣所はいかにも共同浴場と言った感じで簡素なもの。浴室もなかなか手狭で、カラン類は無く、コンクリート打ちっぱなしの湯船が一つあるだけでした。

浴室に入ってまず驚いたのが、その独特な臭いです。モール臭ともアブラ臭ともつかない不思議な臭いで、今まであまり嗅いだことが無いタイプでした。
お湯はごく僅かに白濁しており、所々白い湯花と黒い湯花が浮いています。
この湯花、消しゴムのカスみたいな感じで、どう見ても硫黄泉独特のものです。
湯口に鼻先を近づけて臭いを嗅いでみたところ、今度は硫黄の臭いがしました。
アレ?浴室内に充満していた臭いと違う???
何とも不思議なお湯です。

さて、浴感ですが、これまた素晴らしいものです。
肌がニュルニュルします。鳴子の中山平にも似た感触で実に心地が良く、体がお湯に溶けてしまったような気分です。
そのうえ、塩分を含むらしく、入って暫くすると、体中の水分が搾り取られるように汗を掻きます。
いやぁ、こんな個性的で力強いお湯、他では滅多に無いと思われます。
泉質的には全然違いますが、個性的かつ力強さと言う意味では、青森の湯ノ沢を思い出しますね。

暫く入っていると、さっきまで一緒に入っていた地元の常連さんと思われる方が、服を着た状態で湯口のお湯をペットボトルに汲みに来ました。
私が「それ、飲むんですか?」と聞くと、「飲むんだよ~!」との事。
「焼酎で割ったら美味しいですか?」と聞くと、「うまいうまい!」だそうです。
何だか誘導尋問みたいな会話でしたが、とにかく飲めるらしい事を確認。
湯口に飲泉コップがあったので、それを使って飲んでみたところ、硫黄味+甘め+塩分+トロミが入り混じった、何とも素敵で美味しいお湯でした。
うん、焼酎と割って飲んでみたくなった!
浴後、車にあった空のペットボトルを持ってきて、源泉を2リットル持ち帰ってしまいました。

個性的かつ素晴らしいお湯です!
是非とも再訪したい一湯になりました!

PS.

2005年12月31日に訪れて僅か1週間ちょっと。
素晴らしいお湯が忘れられず、2006年の1月8日に羽根沢を再訪しました。
今度は「松葉館」と言う所に宿泊です。
到着が遅くなってしまい、6時過ぎにチェックイン。「さぁ、共同浴場にも入るぞー!」と思ったら、なんと、利用出来るのは午後6時までだそうです。ガックシ。
どうも、悪さをする有象無象が度々現れるようで、夜中は開放していないそうですね。
何とも悲しく、憤りすら覚える話です。
こういう素晴らしい共同浴場がいつまでも残るよう、利用者の方々にはマナーを良くお願いしたいものですね。

PSのPS

松葉荘のお湯はこの共同浴場と同じ源泉を使用しています。
だから、入れなくてもOKなんだけど・・・
折角来たら、お湯が同じでも入りたいぢゃん、ねぇ。

2005年12月31日-初訪問時のレポート

2006年8月12日再訪

前回無念の時間切れで入浴できず、今度こそはの再訪です。
今回は季節が180度変わって真夏の入浴ですが、キモチヨカッター!
良いお湯は季節を選びませんね。何度でも入りたい名湯です。

2020年 1月4日 - 久しぶりの再訪

松葉荘のご主人&女将さんに会いたくなって羽根沢訪問。
折角だからと久しぶりに共同浴場にも入ってきました。
浴室内の雰囲気もお湯もいつもと変わらずでしたが、入口の様子がちょっと違う。

悪さする奴がいるって話は聞いていましたけど、深刻な話だったみたいですね。こう言うの、なんだか悲しくなりますね。

入口で200円支払うと解錠する仕組みです。
利用者全員が当たり前のように料金を支払い、当たり前のようにマナー良く入浴していれば、こんなもの必要無いはずなんですけどね・・・

中に入ると以前まで使われていた料金入れがありました。
以前と違うのはセコムのシール。
「本当にセコムここまで来るの!?」と言う疑問はさておき、料金泥棒でもいたのでしょうか?

次行ったら鍵を持った地元住人以外入浴禁止・・・ なんて事になっていなければ良いなと思います。

コメント

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