宮城県鳴子温泉

ホテル瀧嶋 (鳴子温泉) ★4.0

ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素 塩・塩化物泉
(瀧嶋1号、2号混合源泉) 72度 / ph7.3 / 薬湯
Na+ = 567.7 / K+ = 15.9 / Ca++ = 46.8 / Mg++ = 1.5
Fe+++ = 0.3 / Cl- = 233.9 / SO4– = 659.6
HCO3- = 529 / H2SiO3 = 202.7 / HBO2 = 38
CO2 = 27.4 / 成分総量 = 2325.5mg

ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
(瀧嶋3号源泉) 70.7度 / ph7.8 / 男女別内湯
Na+ = 265.4 / K+ = 19.4 / Ca++ = 63.3 / Mg++ = 22.3
Fe+++ = 1.1 / Cl- = 108.8 / SO4– = 217.6
HCO3- = 586.8 / H2SiO3 = 242.2 / HBO2 = 19.5
CO2 = 37.9 / 成分総量 = 1587.2mg

宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷28-1
0229-83-3054
男女別内湯 ・ 貸切薬湯
500円 (湯めぐり手形シール 2枚)
10:00 – 15:00

強烈な発刊作用がある力強い神秘のお湯・・・
そんな摩訶不思議な評判がある、このホテル滝嶋のお湯。
今までずっと気にはなっていたものの、利用する事がありませんでした。
今回、意を決して立ち寄りする事に。

さて、その滝嶋さん。外見はなんだかビジネスホテルのような感じすらする、質素なホテルです。ココにそんな摩訶不思議なお湯が存在するとは、全然想像出来ないです。
お風呂は地下だそうです。友人の案内によると、男女別の内湯と、薬湯と呼ばれる貸切の内湯があり、ここは薬湯がとにかく有名で人気があるのだとか。
その人気を裏付けるべく、私が訪れた際は、既にひとり入浴中で、廊下にもうひとり、お婆ちゃんが待っていました。とりあえず私たちもその順番待ちをする事に。
長湯されたら結構待つ事になるなぁなんて思っていたら、何でも、強烈過ぎるために、長湯は出来ないのだそうです。ますますどんなお湯だか興味が沸いてきます。
友人の言葉通り、長湯する人はいないみたいで、テンポが非常に良く、結局待ち時間は15分くらいで利用出来ました。

さて、その貸切の薬湯。更に地下に入った所にあります。階段を降りていくシチュエーションは好きなのですが、ここのはなんか不気味です。
階段を降りきると、浴室がひとつ。かなり手狭で、まさに家族風呂と言った感じの物です。
浴室に入ってみてビックリ。なんと、浴室内に雲が出来ています。・・・って、正確に言えば雲では無いのですが、湯気が天井下50cmのところに溜まり、
もやもやと渦を巻いています。換気の悪さゆえと言えなくありませんが、実に怪しい光景です。ビックリしました。
湯気の中に頭を突っ込み、臭いを嗅いで見たところ、ツーンとアブラ臭がして、良い臭いです。

さて、お湯。ほぼ適温です。ツルツルする肌触りのとても柔らかいもので、気持ちが良くて良いお湯だとは思いますが、第一印象は意外と普通な感じがしてちょっと拍子抜けしてしまいました。
天井に渦巻く湯気と同じアブラ臭を感じますが、湯気で嗅ぐものに比べると遥に弱い物です。浴槽すぐ脇に源泉を貯め置く枡があります。
そこで沸いているのでしょうか。そこからお湯が湯船に少量づつ注がれています。湯口からは素手で触る事の出来ない熱いお湯が静かに注がれています。
蛇口を捻れば湯量の調整が可能みたいです。
湯口でにおいを嗅いでみると、アブラ臭の他にも硫黄臭が混じっているのが分かります。
最初は結構普通だと感じたこのお湯、暫く入っていると、肌に浸透してくるような感じで、とても気持ちが良いのです。なんと言うか、柔らかいんですね。
あまり長湯はしない方が良いと言う友人の忠告が頭の片隅をチラチラするので、手短に切り上げましたが、利用中はお湯を最大限に楽しむ事が出来ました。

さて、お湯から出てからの話。最初のうちは普通です。温まるお湯だとは思いましたが、別に他所と変わりません。
ただ、脱衣所に出て服を着ていると、なんか異変に気がつきます。宣言された通りに凄い汗を掻くのです。あれ、何でこんなフラフラなんだろう?
気のせいか酸素濃度が薄く感じ、息苦しいくらいです。
どんどん体力を奪われていく感じがします。
急ぎ服を着て、這い出るように階段を駆け上る。そこには待っていた友人と、次のお客さんがいました。なんか助かったと言う気分。

ん~・・・アレは何だったんでしょうね。お湯のせい?個人的には、換気が悪い密室だったので、成分が充満して、息苦しく心拍数が上がったからなのでは無いかと思うのですが・・・
ただ、前評判通り、不思議なお湯だったのは事実です。
友人に「面白いお湯でした!」なんて話をしていると、源泉をボトル詰めしたスプレーを手に掛けられ、「手を揉んでご覧」と言われました。
言われた通りにやってみると・・・なんか、垢みたいなのが出てきます。
私は前日と前々日、アチコチの温泉を数泉していましたし、その都度タオルを絞ったりしていたわけで、垢どころか手の皮すら薄くなっているのですが、一体どこから出てきたこの黒い物体!?
源泉で手もみをした後は、スベスベさらさらで実に爽快です。これ、化粧品として売り出したら売れるのでは・・・?

なんだか、最後まで驚く事ばっかりだった滝嶋ホテル。
色々と疑問が残る訳ですが、凄かったと言う印象です。
ここはいつか泊まりで利用してみたいですね。今まで後回しにして立ち寄らないでいた事を深く後悔してしまった一湯です。

2007-12/31

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