酸性・含鉄(II)-アルミニ ウム-硫酸塩泉
(大釜) 94.7度 / ph2.58 / 90L
Na+ = 29.7 / K+ = 19 / MH2- = 5.4 / Mg++ = 3.5
Ca++ = 9.0 / Al++ = 19 / Fe++ = 21 / Cl- = 35.5
HSO4– = 29.4 / SO4– = 332 / H2SiO3 = 520.4
HBO2 = 26.7 / CO2 = 280.3 / H2S = 0.2
成分総計 = 1340.1mg
秋田県仙北市田沢湖生保内先達国有林50
0187-46-2438
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
9:00 – 16:30
乳頭温泉郷にある旅館の一つです。直前に入った蟹湯温泉の隣にあり、歩いて恐らく5分と掛からないと思われます。
軟弱物の私は車で移動したのですが・・・^^;
乳頭と言う言葉から思いつく秘湯のイメージからは程遠い気がする、普通に風情がある旅館でした。
旅館入り口には足湯コーナーなどもあります。
お風呂は勿論男女別に別れており、それぞれに内湯と露天があります。
まずは内湯。男女で屋根が一つに繋がっている大きな湯小屋で、浴室中央に広々とした湯船が鎮座していました。
ほんのり黄白濁するお湯で、湯口からドバドバとお湯が溢れ、良い勢いで掛け流されています。
ただ、同時に加水もされている様子で、それだけはちょっと残念。
肌触りがサラサラする心地の良いお湯で、僅かに土類臭と金気臭のようなものが漂っています。湯口で臭いを嗅ぐと、ヘンな酸っぱい臭いがしました。
酸性のお湯で、口に含むととても渋く、思わず口をすぼんでしまいます。
お湯から出た時に嫌なベタ付きが残らないので、私はこのテの泉質が大好きです。
気持ちよく、何度か出たり入ったりを繰り返して時間を過ごしました。
続いて露天風呂。内湯からそのまま外に出る事が出来ます。
湯船は2箇所あり、手前の広い方が加水ありの適温浴槽、奥が非加水の激熱湯船になっていました。
適温のお湯の印象は、内湯とほぼ同じものです。外の新鮮な空気を吸いながら入るお風呂はまた格別。
さて、非加水の方。お湯の表面には湯花が膜のように張っており、とても良い感じです。
しかし、入ってみると・・・うーむ。熱すぎ!
48度かそれ以上あると思われ、新鮮さと言う意味に置いては素晴らしいのですが、とてもではありませんがゆっくり入れません。
内湯のお湯を見たとき、加水ありで残念とか思いましたが、入れないほどに熱いのもそれはそれで問題です・・・^^;
耐え切れずに飛び出てしまいました。
あとちょっと2度温ければよかったのになぁ。
世の中上手く行かないものです。
ともあれ、湯上りが気持ち良い、とても良いお湯でした。
乳頭温泉と言うと、鶴の湯の白濁硫黄泉イメージが強いのですが、こう言うお湯もあるんですね。
まだまだ知らないことだらけだなーと思った次第です。
夏場に入ってこそ気持ちが良い一湯だと思いました。
2006-8/21
コメント