秋田県

ぱいんすぱ新山 (石脇温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物強塩温泉
(石脇温泉) 47L / 動力
Na+ = 9218 / K+ = 131.8 / Ca+ = 252.8
Cl- = 13970 / Br- = 95.7 / HCO3- = 1247
SO4- = 145.6
(強食塩泉及び油臭のため加水しています)

秋田県由利本荘市石脇字田尻30-12
0184-28-1661
男女別内湯
400円
9:00 – 21:00

比較的最近になってオープンした日帰りの温泉施設です。
新潟の「西方の湯」と同じ、便◎臭がする奇臭温泉と言う事で、私の湯巡り仲間うちで一躍有名になり、是非とも入浴してみたいと思っていた所です。
期待と不安の両方を感じながらの利用となりました。

施設は建てられたばかりという事もあり、とても綺麗で使い勝手が良くまとまっています。
簡単な休憩所や、食事処などがありました。インターネットに接続出来るPCまで用意されており、とても便利です。
お風呂は内湯のみ。脱衣所の籠には貴重品を入れる鍵付きの小物入れなどもあり、嬉しい造りをしています。
さて、期待と不安を胸に、浴室へ・・・

まず、浴室に入った直後の印象は、「少し変わった臭いがするかな?」
程度です。
浴槽は2箇所あり、小さな浴槽は水風呂、大きな浴槽がお目当ての温泉浴槽です。何やら灰白濁のお湯が張られていました。
肝心のお湯ですが・・・うーん、確かに臭う。そこはかとなく漂う便◎臭。
ただ、思ったほどの悪臭ではありません。一緒に入浴した、ここに何度か入った事のある仲間曰く、「今日は絶好調の汚臭ぶり!」との事ですが、私にとってはそこまで気になる臭さではありません。
少なくとも不快な臭いではありません。

微クレゾール臭と、アブラ臭、硫黄臭が混じった、とっても複雑なものです。
少し薄めの高友黒湯にクレゾールを垂らしたような印象でしょうか。西方のような強烈なものを想像していただけに、ちょっと期待はずれな感じは否めません。
ただ、便◎臭抜きで考えた場合、なかなか良いお湯なわけで、私個人としてはとても気に入りました。
肌触りはベタつきとツルツル感が入り混じったようなもので、結構気持ちが良いです。
湯口は浴槽内にあり、循環されている為に、口に含む事はしませんでしたが、味見しなくても塩分が多量に含まれている事が良く分かります。

さて、一通り堪能して、お風呂からあがろうかと思った矢先、異変発生。
なんと、湯口付近から大量の泡が吹き出しました。
一体何事かと確認してみたところ、温いお湯が湯底からどんどんと噴出しているのです。
どうやら源泉が投入された模様。通常循環しているのですが、こうして定期的に新湯を投入しているみたいですね。
すかさず湯口の近くを陣取って入りなおしてみたところ、凄いです。
臭いは先ほど確認したよりも確実に強くなっており、今度ははっきりと便◎臭系のクレゾール臭を感知できます。
肌触りもヌルヌルツルツルが強烈になり、浴感は格段に向上しました。

いやぁ・・・最後に良い思いをさせて頂いた気分。
どれくらいの頻度で新湯を投入しているか不明ですが、最高の瞬間に立ち会う事が出来て一同感激しました。
欲を言えば、温くても良いから源泉浴槽が欲しいところですけれどもね・・・
限りある温泉資源、上手に使わなければ枯渇してしまうわけで、ワガママばかり言う事は出来ませんが・・・
今後、この施設がどうなっていくのか、少し楽しみな気がしてきました。

他所とはまるで違った、とても個性的なお湯です。
臭いを不快に感じる人もいるでしょうが、是非ともそんな声は黙殺し、源泉を濾過したりする事無く提供し続けて欲しいと思った一湯です。

(◎は戸ヘンに斤)

2006-8/12

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