岩手県

須川高原温泉 (須川温泉) ★5.0

強酸性含硫化泉
(霊泉の湯) 50.5度 / ph2.2
Na+ = 239.6 / K+ = 44.6 / Mg++ = 41.3 / Ca++ = 127.9
Al+++ = 58.9 / Mn++ = 6.2 / Fe++ = 25.1
Cl- = 587.4 / SO4– = 907.6 / HSO4- = 192.8
H2SiO3 = 230.5 / CO2 = 651 / H2S = 10.9
成分総計 = 3140mg

岩手県一関市厳美マツルベ山
0191-23-9337
男女別内湯
500円
9:00 – 16:00

昨年一度訪れている須川高原温泉、前回は時間帯のせいで露天風呂の大日湯にしか入る事が出来ませんでしたが、今回は念願だった須川高原温泉の旅館の方に立ち寄る事が出来ました。
こちら、須川高原温泉は、栗駒山の中腹、秋田との県境がすぐの所にある岩手側の温泉です。
数十メートル先は秋田県で、そこには「栗駒山荘」と言うお宿があり、須川高原温泉のお湯はその栗駒山荘にも引き湯されています・・・
って、きっとご存知な方も多いと思いますけど。^^;(栗駒山荘についての詳細は栗駒山荘のレポートをご参照ください)

さて、お風呂。湯治部の中浴場と、旅館部の大浴場があります。
まずは中浴場。須川のお湯が一番鮮度良く利用されている場所だと聞かされており、ココには前々から是非とも入ってみたいと思っていた所でした。

浴室は洗い場が数名分と、湯船がひとつあるだけの、とてもシンプルなものです。
他の人が撮った写真ではもっと小さな湯船を想像していましたが、浴室の2/3が湯船って感じで意外と大く、10人以上でもゆったりと浸かる事が出来そうです。
お湯はほんのり青味がかって見える透明なもので、岩が組まれた湯口から加水されていない熱い源泉がドバドバと注がれていました。

お湯に浸かると、湯底が結構深くて驚きました。
鮮度は期待通りで、申し分無く抜群。湯口付近に陣取ると、恐らく46度くらいはあると思いますが、立ち込める湯気から香る強烈な硫黄臭と、湯の力強さを肌からビシバシと感じる心地よさで、「まだまだ大丈夫!」と、
思わず熱さを我慢して長居をしてしまいます。
お陰で、一度お湯から上がると、再突撃するのが躊躇われる程にヘロヘロ・・・
しかし、洗い場に座り掛け湯しながら嗅ぐ硫黄臭も実に心地よく、幸せを満喫する事が出来ました。
残念だったのは、限られた時間での入浴でしたので、ゆっくりと出来なかった事でしょうか。
これは勿論、自分自身の問題ですけれどもね・・・

続いて大浴場。
こちらにも中浴場と同じお湯が張られています。
数人分の洗い場と、湯船がふたつ。ひとつは畳3枚分くらいのもので、こちらには温めに調整されたお湯が張られています。
もうひとつは適温の大きな湯船で、畳にすると・・・何枚分でしょう。
30人以上でも同時にゆったりと入れるであろう、とても広々としたものです。
この大浴場も、中浴場と同じく、湯船が占める割合の方が洗い場よりも大きいです。
浴室全体の4/5は浴槽って状態でした。お湯が有り余っているんですね・・・

お湯の印象は中浴場と同じですが、鮮度が歴然と違います。
こちらの方が利用者も多く、中浴場に比べると温め(適温)ですので、仕方が無いかな?
これ単体で考えた場合、とてもレベルが高いもので、全く非の打ち所が無いのですが、中浴場に入った直後だと少し物足りなさを感じてしまいます。
でもまぁ、気持ちが良いお湯である事には代わりなく、素敵でした。
熱いお湯が苦手な人や、温泉マニアでない方には、こちらをオススメします。

念願かなって入る事が出来た中浴場のお湯。
大日湯と同じ源泉ですし、期待した通りで驚きはありませんでしたが、素晴らしさを確認する事が出来て大満足でした。
是非とも宿泊して、体力の限界まで中浴場のお湯を堪能してみたいです。
立ち寄りした事により、今度は宿泊しなければと新たな課題を作ってしまいました。
手放しで絶賛出来る一湯です。

2007-5/13

2021年 5月24日 ー 何度目かの再訪・素泊まり宿泊

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この日の前日に同僚から「おーい、気仙沼に連れて行ってくれ~!」と言われました。
そりゃ、当然、断りますよ。いきなりすぎますし、仕事だってありますから。
そんな同僚が次に発したのは、「気仙沼行くついでに栗駒山荘に泊まろうよ」と言う発言。
え?温泉絡めるの!?それならば話は別!!!
急いで会社には明日から数日休むと連絡をして、勢いに任せてやってきたのがこちらです。栗駒山荘ではなくて須川高原温泉。
もちろん栗駒山荘でも良かったんですけどね、素泊まりが安いので、こちらにしてみました。

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コロナ禍の平日と言う事もあって、館内は閑散としています。
自炊での宿泊でしたので、部屋はとっても簡素。
窓の外は殺風景な景色が秘色がっていますが、辛うじて大日岩が見えます。

余談ですけど、この日の肴はイカのわた焼きとホヤ刺し。
夕食の買い出しでスーパーに行ったのですが、ホヤが丸ごとで売っていました。
東京ではまず見かけない食材です。
私が食べたいと言ったら、元料理人の同僚が「こんなの捌くの簡単だよ」と言って、調理してくれたんですよね。ホヤを捌ける男、カッコいいです!!!
岩手の地酒と合わせて頂く。実に美味!

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さて、須川高原温泉のお風呂ですが、ざっくりと4ヵ所あります。
館内にあるのは大浴場と中浴場。露天風呂は受付が別で、宿泊者ならば営業時間中に無料で好きなだけ入れる大日湯。あとひとつは、大日湯の隣にある知る人ぞ知る貸切風呂です。

この日は中浴場が工事中で利用不可、貸切風呂も時間が合わずに利用出来ませんでした。
夕食前に大日湯(レポートは別途)、食後に大浴場を利用。

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コロナの影響か、大浴場には私と同僚の2人きりで、他に誰もいません。
空気に触れる時間が長いと白濁するお湯ですが、この日は微濁といった感じで、湯底がうっすらと透けて見えます。
温度は43度で少し高めの適温。鼻先をくすぐる硫黄臭が心地良い!

個人的に気に入ったのは、露天の方です。
同じ源泉ですので、お湯に浸かった時の印象は殆ど変わりが無いのですが、少し湯気蒸す内湯と違い空気が乾いているので、入っていても息苦しさが無いんですよね。

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翌朝、改めて大浴場に。
何度入っても気持ちが良いお湯です。

夜中のうちにお湯を入れ替えたのかな?
前日は少し濁っていた露天のお湯ですが、一晩明けて来てみたら湯底がはっきりと見える透明になっていました。

勿論鮮度は抜群!
折角だから大日湯にも行こうと思っていましたが、この露天の気持ち良さだけで満足してしまい、大日湯は利用せずにゆっくりと露天のお湯を堪能しました。

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須川高原温泉、きっとまたお世話になると思います。
コロナなんかに負けず、頑張って営業を続けて欲しいと思いました。
個人的に大好きな一湯です!

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