最終入湯日 : 2007-4/28
含重炭酸土類-弱食塩泉
(浅妻1号泉) 46度 / ph6.9 / S35.2.10
青森県弘前市大字百沢字寺沢290-9
0172-83-2226
男女別内湯
300円
9:00 – 22:00
百沢温泉にある施設のひとつで、そのお湯の良さからとても人気がある所です。
去年のGWにも百沢温泉に訪れているのですが、その時はあまり下調べをしないまま訪れてしまい、ここには立ち寄りませんでした。
その事を仲間に報告すると、「え~! 入っていないのぉ!?」と、案の定の反応で散々煽られてしまい・・・
言われ続けるのも悔しいので、対策として立ち寄ってきた次第です。
お風呂は内湯のみがあります。結構広い浴室には湯船が大小2つあります。
とても使い込まれた感じがする鄙びた浴室で、大きな方の浴槽は10人以上ゆったりと入る事が出来るであろう広々としたもので、浴槽内に仕切りがあり、温度差が設けられています。
まるで掃除機の吸い込み口のような形状をした湯口からはドバドバとお湯が注がれており、浴槽からすごい勢いでお湯がオーバーフローしていました。
お湯は湯口側が45度ほど、仕切りの向こう側に行くと、43度ほど。
結構熱めに調整されており、ほんのり緑がかった土色に濁っています。
お湯からはほんのり金気臭と土類臭、炭酸臭が漂う特徴的なもので、肌触りはシットリします。
とても鮮度が良く、体の芯からしっかりと暖まり、どっと汗をかきました。
続いて小さな湯船。こちらはゆったり入るならば1人分、詰めれば2人入れる程度の、とても狭いものです。
こちらにも同じく土色に濁るお湯が張られていましたが、透明度は大きな湯船のものに比べると澄んでおり、湯底がしっかりと見えます。
熱めで、44度くらいあると思われ、浴槽内の湯口から静かにお湯が注がれています。金気臭と炭酸臭がする、大浴槽とあまり変わらない印象。同一源泉なのかな?
湯船に浸かってじっとしていると、体毛に細かい気泡が沢山付着しました。
言うまでもなく、お湯はとても新鮮。
温いお湯で泡つきがあるのは珍しくありませんが、高温でこれだけ泡が付くのは少し珍しいです。
ずっと入っているのは体力的に厳しく、また、ほかにも色々と立ち寄ってみたかったので、時間をかけずに切り上げてしまいましたが、次回訪れる機会があれば満足いくまでじっくりとお湯に浸かっていたいと思いました。
煽られても仕方がないと納得してしまった素晴らしい一湯です。
良いお湯が当たり前のようにゴロゴロ転がっている青森、改めてすごい所だと感心してしまいました。
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