最終入湯日 : 2006-7/16
ナトリウム・カルシウム-塩化 物泉
(川北鐵の湯温泉) 49.4度 / ph7.8 / 58L / 動力
Na+ = 3842 / K+ = 24.9 / Mg+ = 16.2 / Ca++ = 2262
Mn++ = 3.5 / Sr— = 16.5 / Cl- = 9513 / SO4– = 1358
HCO3- = 48.9 / H2SiO3 = 35 / HBO = 121 / CO2 = 30.5
成分総計 = 17280mg
北海道標津郡標津町字川北167-4
0153-85-2256
男女別内湯
400円
川北町の市街地から少しだけ外れた所にある、共同浴場的な施設です。
どうやら鉄工所に湧いているお湯だそうで、だから鐵の湯なのかな?
施設の中に入ると、ペットボトルを細工して造られた料金入れがあります。
お金を入れていたところ、施設併設の住居?から、女の子が出てきました。
軽く挨拶しても、「いらっしゃいませ」と返事をする訳でもなく、私がお金を入れているところをじーっと見ています。
つまり、彼女は無賃入浴防止のセキュリティーなのかいな?
ま、ちゃんと入れるものは入れたので、お風呂を頂く事にしました。
お風呂は男女別で、それぞれに内湯があるのみです。
まずは脱衣所。妙に生活臭が漂っています。脱衣籠の中にある、浮き輪なんかのプールセット。おもちゃなんかも散乱しています。
受付にいたあの女の子のかな?
浴室内は至って普通で、洗い場が数人分と、 反対側に浴槽が2つある、機能的で、いかにも銭湯と言う造りをしています。
2つの浴槽は温度がそれぞれに別れており、熱めと温めに調整されていました。
ほんのり緑がかった黄土色に濁ったお湯で、金気臭と土類臭がします。
湯口が浴槽内にあったため、ほんの少しだけ舐めるにとどめましたが、かなり強い塩味がします。
ずっしりと重いお湯で、あまり長時間は入らなかったのですが、体がポカポカに暖まり、汗だくになってしまいました。
ちなみに、誰も利用していなかったので、女湯も覗かせて頂きました。
入ってびっくり。なんと、ボートがあるではないですか!!!
ナンダコリャ!?
浴室に子供の遊び道具があるのはたまに見かけますが、こんなにでっかいボートがあるのは初めて見ました。
驚きや笑いを通り越して、ある意味感動的な光景です。
これはきっと、掛け流し量が多すぎて、排水溝に流される人が多いため、救助用のボートとして置かれているに違いない・・・
そうである事を信じたいです。
ちょっと変わった一面を持ち合わせていますが、お湯自体はなかなかの一湯です。
強食塩泉好きな方にはマストですね。
そうで無い方でも、濃くて良いお湯ですので、機会があれば是非利用してみて下さい。
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