最終入湯日 : 2008-7/20
ナトリウム-塩化物温泉
(尾岱沼温泉) 55.1度 / ph7.9 / 192L / 自噴 / H19.11.1
Na+ = 3931 / K+ = 153.9 / Ca++ = 220.3 / Mg++ = 8.9
Cl- = 6615 / HCO3- = 82.6 / SO4– = 29.1 / CO3– = 12
H2SiO3 = 176.8 / HBO2 = 110.4 / 成分総計 = 11370mg
北海道野付郡別海町尾岱沼岬町29
0153-86-2316
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
13:00 – 20:00
直前に立ち寄った「民宿みさき」の裏手にある立派なホテルです。
本当に目と鼻の先と言う感じでしたので、ふらりと立ち寄ってみる事にしました。
内部は外観通りの、立派なホテルと言った感じがします。ロビーの前面にはガラス張りの窓があり、そこからオホーツク海を望む事が出来ます。
雰囲気がとても良い所で、利用者の数も結構多いです。
直前に立ち寄った民宿みさきの、アットホームな感じも良いですが、使い勝手の良いこのホテルもなかなかです。
地元の方の立ち寄りもあるようで、明らかに宿泊では無い雰囲気の方がちらほらと見られました。
お風呂は、男女別で、それぞれに内湯と露天 があります。
まずは内湯。入って右手側に湯船がひとつと、左手側に洗い場が並んでいます。
お湯は僅かに黄緑色に見えるもので、透明です。お湯は温めの適温と言ったところでしょうか。
浴室の天井が低いせいか、少し空気が少し篭っており、息苦しさを感じます。
お湯も塩素臭がする物で、あまり長居したいとは思えません。
直前に鮮度抜群のみさきのお湯に入ってしまったので、正直ガッカリです。
とりあえず露天に移動してみる事にしました。
露天は岩風呂です。目の前にオホーツク海を 望む事が出来る、開放感があるもので、浜から吹く風が心地良いです。
お湯は内湯と同じく、黄緑色透明の物。しっかり掛け流されており、こちらのお湯は塩素臭がせず、悪くありません。
お湯の温度は適温。肌触りがツルツルします。お湯からは若草のようなモール臭と、アブラ臭もします。
民宿みさきの極小湯船には比べられませんが、鮮度は良いです。
流石に泡つきはありませんが、雄大な海を眺めながら入っていると、実際以上に良いお湯に感じられるから不思議です。
お湯を口に含んでみたところ、はっきりと分かる塩味がします。
民宿みさきでは湯船の中に湯口があって確認出来なかったので、ここで初めて味をしり、「なるほどこう言うお湯だったのか」と、なんだか新しい発見をしたような妙な気分になりました。
泉質と鮮度重視であれば、間違いなく民宿みさきに軍配。ただ、露天の景観だったり、使い勝手の良さであれば、こちらに軍配です。
まぁ、隣り合っているだけでまったく性格の異なる宿を比較してもアレですよね。
どちらにも、良いお湯を守るべく、頑張っていって欲しいと思った一湯です。
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