北海道

熊の湯 (羅臼温泉)

最終入湯日 : 2008-7/21

含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
(熊の湯)

北海道目梨郡羅臼町
男女別露天
寸志
入浴可能時間は主達の気分次第?

世界遺産知床の中にある、寸志で管理されている露天風呂です。
お湯は青白く濁る極上の物。熱めで、とても濃く、強い硫黄臭を感じます。こう言うお湯に浸かると、自然の恵みは素晴らしい物だと感じます。
ただ、私にとっては、2度と行きたくない、非常に不愉快な一湯でした。

以下、愚痴が続きますので、予めご了承下さい。

この日私達は朝早く宿を出発し、この熊の湯 に6時40分に到着しました。
国道沿いにある駐車場には、私達以外にも観光客の姿があり、こんな朝早くから人気があるなぁと言う印象。
お風呂はその駐車場からつり橋を渡った雰囲気の良い場所にあります。
喜び勇んで行ってみると、ロープが張られていて、アリャ、どうやら清掃中。
あと20分の事なので、ロープの前で待つ事にしました。私達以外にも観光客が数組おり、みんな楽しみにしつつ、マナー良く待っています。
奥を覗くと、数名の人が上半身裸だったり、全裸だったりしながら、どうやら清掃中。このお湯を維持管理している人には頭が下がる思いです。

さて、そんなこんなで待ち続ける事しばし。7時もまわり、いよいよかなと期待して待っている一行を「どけどけ」と掻き分け、ハゲたオッサン登場。ロープを跨いで、中に入って行ってしまいました。
もしかしたら管理人なのかも知れませんが、大人しく待っていた一行の中に「なんだアイツ?」と言った、冷たい空気が流れます。
それでも暫く待っていた所、中から別のオジサンが出てきて、ロープを開けてくれました。
一同、「おはようございます!」「ありがとうございます」と、挨拶をして、中へ。

さて、いざたどり着いてみると、既に4人ほど入浴中。ずっと待っていた身としては釈然としないものの、まぁ、清掃して下さった方達が一番風呂なのは仕方が無いかな。
でも、ロープを跨いで行ったハゲたオッサンも入浴中。お前は何もしてないじゃないか!

まぁ良いやと、爽やかに挨拶をして、脱衣所 で服を脱いで、桶で掛け湯しながら入ろうとすると、最初に飛んできたのは「ち○こちゃんと洗って入れ!」「そこにある桶を使え!」「入り口はそっちじゃねぇよ!」「あんたそこに書いてある文字も読めないのか!」と、口汚い怒号の嵐だった。
いや、私ちゃんと掛け湯していますけど?
多分私に向かって放たれた言葉じゃないと思うが、非常に感じが悪いです。

で、お湯に入っていると、もう、四方から罵詈雑言の嵐。私が見る限りでは、みんなちゃんと掛け湯してマナー良く入っているように見受けられますが、一挙手一投足、全部怒鳴り声で指示が飛んできます。
挙句、常連同士で、「マナーが悪いのが多い」と、私達に聞こえるように会話する始末。その中の一人だけは悪い人じゃないようで、「そっちは熱いよ」とか、普通に声を掛けてくれましたが、それ以外がとにかくうるさい。

お湯は良いですが、余りの居心地悪さに、長湯はせず、5分浸かって出る事にしました。
私達とは別の一行も、帰り支度しています。居心地の悪さを感じたのは、どうやら私達だけではない様子。

帰り際、ふと見ると、ハゲのオッサンが、ボディソープ頭から足先まで全身泡だらけになりながら、「きたねぇったらありゃしねぇよ!ち○こやケツの穴洗わず入るマナー悪いやつらばっかりでよう」と、もう一人の常連に話しかけています。
その話をうんうんと頷きながら苦い顔で聞いている常連の手には、タバコがありました。
一応ココも世界遺産の中なんですけどね。もちろん、排水の浄化装置など無い、自然の中です。そんな中でボディソープ使って、その排水は当然知床の河川に流れ去る訳です。
環境破壊以外のなにものでもありません。彼らの言うマナーとは一体何なのでしょうか。
訪れる全員が全員、ボディソープで全身を泡だらけにして、綺麗にしてから風呂に入れば、まぁ、お湯は汚れずに済むかも知れませんね。そうなれば満足ですか?でも、その流れ出たボディソープは、知床の自然を確実に破壊しますよね?
それが彼らの守りたいマナーなのでしょうか?

お湯自体は本当に素晴らしい物です。また、私は常々、自然の恵みである温泉に感謝しているつもりですし、いつまでもこんこんと湧き続けていて欲しいと思っています。
しかし、マナーの意味が理解出来ない常連が我が物顔で占し、訪れる人達を口汚く罵り、浴槽内のお湯が清潔であれば世界自然遺産を破壊する事も辞さないのが、現在の熊の湯の姿です。
こんな形で利用されてしまうのであれば、いっそ枯れてしまった方が、きっとお湯も幸せです。
私は全国色々と湯めぐりをして来ましたが、ここまで不快な思いをした所はありませんでした。
こんな惨状のまま残るくらいなら、いっそ無くなって欲しいと思う、極めて残念な一湯です。

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