北海道

ローマノ福の湯 (帯広温泉) ★4.5

最終入湯日 : 2006-7/17

アルカリ性単純温泉
46.2度 / ph8.6 / 720L / 自噴
Na+ = 127.4 / Cl- = 48.7 / HCO3- = 234.2
HS- = 1.3 / CO3– = 18.6 / H2SiO3 = 53
成分総計 = 497mg

北海道帯広市東9条南12丁目4-2
0155-22-0456
男女別内湯
390円
11:00 – 23:00

札幌在住のGさんイチオシの温泉銭湯です。
屋号が「ローマノ福の湯」とあり、「ローマの泉」なんて書かれていたりもします。
ちょっとB級入っていて、なかなか面白いですね。
入浴施設は建物の2階部分にあります。利用はしませんでしたが、1階には食堂もありました。

お風呂は内湯のみで、所謂銭湯と言った感じの、必要最低限のものが揃っているシンプルな造りをしています。
浴室には湯船が一つと、洗い場が数人分。銭湯ですので、シャンプーなどの備え付けはなく、各自で持参する必要があります。

さて、肝心のお湯はと言うと、すこぶる良 くってビックリしました。
コーラ色をしたモール泉で、見た目は帯広市内で他所にもあるものとさほど変わりがありません。
ただ、こちらのお湯は、ツルツル感が他と比べても非常に高く、鮮度がとても良いのです。お湯からは甘いモール臭が漂い良い感じです。
特筆すべきは、湯口から掛け流されているお湯。新湯投入量が多く、湯口付近でお湯の臭いを嗅いだところ、強い硫黄臭がしました。
更に、湯口付近では泡付きが非常に良く、お湯に浸かっていると体中がすぐに細かい気泡で包まれます。
お湯自体にも細かい泡が浮遊しており、そのせいでお湯が濁って見えるほどなんです。
浴感がすこぶる良く、感動的と言っても過言ではありません。
温めなのも手伝って、思わず湯船の中で長時間居座ってしまいました。
お陰で汗だくになってしまい、汗が引くまで長時間を要し、ヘロヘロに疲れてしまいました。嬉しい悲鳴ですね。
ちなみに、カランからも湯口と同じ源泉が出ます。
お湯を飲んでみたところ、甘い硫黄味がするとても美味しいものでした。

一言で片付けてしまうのもどうかと思いますが、「素晴らしい!」に尽きる一湯です。
帯広に住みたくなってしまいました。
いつになるか分かりませんが、是非ともまた再訪したい所です。

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