冷鉱泉-メタ珪酸、Fe2、 Fe3の項目で該当
(月見湯温泉)
16.5度 / ph7.08 / H10.7.17
Na+ = 9.2 / K+ = 2.6 / Ca++ = 23.1 / Mg++ = 12.8
Fe++ = 12.1 / Cl- = 29.9 / HCO3- = 122 / SO4– = 8.4
H2SiO3 = 58.6 / CO2 = 35.2 / 成分総計 = 315mg
東京都世田谷区赤堤5丁目36-16
03-3321-6738
男女別内湯
500円
9:00 – 17:00
下高井戸駅の裏手、住宅街の一角にある温泉銭湯です。
私はこの近くにあるENEOSのガソリンスタンドによく給油をしに来ていたのですが、まさかこんな身近な所に温泉銭湯があるなんて知りませんでした。
ちょっと不思議な気分ですね。
場所は入り組んだ、住宅街の細い路地裏にあります。コインランドリーが併設されており、いかにも都内にありそうな銭湯と言う佇まいです。
駐車場は無いので、近くにあるコインパーキングを利用しました。15分で100円です。
東京の駐車場価格を考えると、そんなに高くはありませんんが、無料で無いのはちょっと痛いです。
そもそも、車でこの銭湯に入りに来る人もあまりいないと思いますが・・・
利用者のほとんどは、徒歩か自転車で来る、地元の方々のようでした。
さて、内部。脱衣所は変哲の無い作りですが、結構広々としていて清潔に管理されています。ロッカーに鍵が掛かるのが助かります。
浴室は内湯のみ。入って右手側に洗い場、左手側に湯船があり、左手手前奥にサウナと水風呂があります。恐らくサウナは別料金と思われます。
まずは主浴槽。3つの湯船に分かれています。手前側にある湯船は無色透明で、非温泉の沸かし湯。熱めの45度くらいに調整されています。
真ん中にある湯船は、寝湯やジェットバスになっている物で、これも非温泉の無色透明なものです。
お目当ての温泉は、一番奥で、3~4人程度入ることが出来る小さな物でした。ジャグジー循環されていて、うっすら黄味がかったものです。
お湯の印象は、ある意味期待通りの、循環塩素臭が強烈な物です。温泉だそうですが、あまり有り難味は感じません。
わずかにツルツルするような気がしますが、循環されすぎてお湯が柔らかくなった結果のような気もします。
成分的な物は殆ど感じませんが、「これが温泉だ!」と思えば、まぁ、多少何か違うのかも知れないと言う気分になれます。
続いて水風呂。こちらにも温泉が使用されています。循環はされていますが、非加熱で、ライオンの湯口からは源泉と思われる物が注がれています。
こちらの方が幾分特徴を感じる事が出来て、わずかにツルツルします。じっくり匂いを嗅ぐと、モール臭のような鉱物臭のような物がする気がします。
しかし、このお湯そのものから漂うのか、浴室全体に充満するものなのか、塩素臭がきつくてノックアウト寸前です。
でも、水風呂が温泉だと言うのは、この季節としては嬉しいかな?浴後に汗をかかないように、しっかり体を冷ましてから上がりました。
お湯だけに期待をして行くと、正直期待はずれな温泉です。
ただ、風情であったり、ロケーションを楽しめる人には悪くありませんね。
今後も地元の人たちの生活に密着した銭湯として頑張って欲しいと思いました。
2008-7/9
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