東京都

宮城湯 (西品川温泉) ★3.5

メタけい酸の項で温泉法の温泉に適合
(源泉名:西品川温泉)
16.7度 / pH8.2 / 毎分36.5L / 動力揚湯 / 31.3.14
Na+ = 47.3 / K+ = 11.3 / Ca+ = 7.8 / NH4+ = 5.6
Mg+ = 5.6 / Fe+ = 1.1
F- = 0.1 / Cl- = 7.7 / HCO3- = 207.2 / CO3- = 2.5
OH- = 0.03 / NO3- = 0.2
H2SiO3 = 66.9 / HBO2 = 1.0 / CO2 = 2.2
成分総計 = 367mg

東京都品川区西品川2丁目18−11
03-3491-4856
男女別内湯・露天風呂、サウナ(別料金)
大人500円、中学生400円、小学生200円、未就学児100円(大人一人に一人無料)
平日 15:00 ~ 24:00、土祝 13:00~24:00、日 11:00 ~ 24:00

以前の私は都内の温泉銭湯にほとんど興味が無かったのですが、最近はたまにフラッと利用したりします。
この日は鮫洲で免許証に二輪の項目を追加して、その帰り道にこちら、宮城湯さんに寄ってみました。
場所は西品川の住宅街。最寄り駅は東急大井町線の下神明と言うマイナーな駅です。
私は車で来ました。宮城湯には駐車場がありませんが、近隣にはコインパーキングが幾つかあります。1時間で400円~500円程度なので、そんなに高くはありません。

浴室内は撮影禁止です。
入口に「本日の浴室」と言う案内があり、そこに写真が載っていたのでそれを代用。
日によって男女を入れ替えているみたいです。
この日の男湯は3階で、露天風呂があるタイプでした。

まずは内湯。こちらには洗い場と湯舟が幾つか。ただ、張られているお湯は温泉ではなく真湯のようです。
都内の銭湯だから覚悟はしていましたが、浴室内は強烈な塩素臭とシャンプーなどの洗剤臭が充満しています。
洗い場には無料で使えるシャンプーとボディーソープが用意されているのが助かります。
利用者がかなり多いせい? カランのお湯が妙に温かったのが少しだけ気になりましたけど、湯舟に浸かって温まれば良いだけの話だから無問題。

内湯からはそのまま露天風呂に出る事が出来ます。
洗い場などは無くて、快適に入ろうと思ったら5~6人が限度の岩風呂がひとつあるだけのシンプルな造りです。
都内の温泉銭湯にある露天にしては、なかなかの解放感があります。目隠しがされているので眺望こそはありませんが、空を広々と見上げる事が出来ます。
都内の温泉銭湯にある露天って、屋根の一部だけが開いている開放感ゼロな所が多いですからね。

こちらの湯舟に張られているお湯は温泉。黄褐色の透明、僅かに黒い湯花と思われる浮遊物があります。
臭いは微かに成分臭、モール臭。塩素臭も僅かに感じましたが、ほとんど気になりません。
肌触りに特筆すべき点はなく、ツルツル感はありません。ひっきりなしに人が出入りしているのでお湯が程よく揉まれていて、柔らかい印象を受けます。

源泉温度が低いので加温されていて、循環もあります。
蛇口湯口があるけど全閉されています。その蛇口を捻ると冷たい源泉がドバドバ出て来ます。
ただ、その湯口から新湯を注がなくても、人が出入りする度に少量ですがオーバーフローするのでがあるので、浴槽内で新湯を追加投入している模様。

正直、あまり期待はしていませんでしたが、この露天のお湯は結構気に入りました。
ただ、開放的なのは良いですが、この日は冷たい風が強めに吹いていたので、お湯から上がると瞬間冷却される感じです。
ま、それはそれで良いんですけどね、出たり入ったりの感覚が短く、少し忙しない入浴になってしまいました。

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近所にあったら間違いなく通っていたであろう一湯です。

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2023年 2月14日 - 初訪問・日帰り入浴

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