単純酸性泉
（岳温泉・元湯） 51度 / H11.6.14
Na+ = 18.1 / K+ = 4 / Mg++ = 8 / Ca++ = 26.9
Al+++ = 21.5 / Fe++ = 1.8 / H+ = 3.2
SO4– = 386.8 / HSO4- = 41.2 / H2SiO3 = 121
成分総計 = 640mg
福島県二本松市岳温泉1丁目274-3
0243-24-2234
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
10:30 – 16:00
2年ほど前に一度訪れている岳温泉。たまたま近くを通ったので立ち寄ってみる事にしました。
前回は共同浴場でしたので、今回はココ、「ヘルシーパル二本松」と言うホテル。
特にこだわりがあった訳ではなく、たまたま福島の日帰り温泉本で割引が効くと言う理由だけで選びました。
さて、お風呂。ホテルの規模に見合った感じのする広さの内湯と、露天風呂があります。
どちらに張られたお湯も無色透明。室内には微量ながら硫化水素集が漂いますが、殆ど気のせいで片付けられてしまうような弱さです。
岳のお湯って、ちょっと珍しい単純酸性泉なんですよね。酸性のお湯と聞くと、キツイ硫黄臭がするのを思い浮かべますが、ただすっぱいだけと言うの他にあまり無いような気がします。
お湯そのものからも、湯口に鼻先を突きつけてみても、硫黄らしい臭いは殆ど感じません。
草津の万代鉱や沼尻のお湯を加水して希釈したようなイメージです。
そう言えば2年前に訪れた共同浴場のお湯もこんな感じだったかと懐かしく思います。
肌触りは少しヌメリ感があるもので、お湯から上がるとサッと汗が引きます。
酸性泉だけあり、皮膚についた油分をすっかり落としてくれる感じで、浴後感がとても心地良いです。
硫黄臭が強い酸性のお湯は大好きですが、湯上り爽快なお湯も悪くありません。
ただ、少し残念だったのが、内湯露天共に循環されていること。そのためか、鮮度はあまり良い感じがしません。
酸性のお湯を循環なんかして、機械は大丈夫なんでしょうか・・・？
浴槽の隅に白い湯花が沈殿していました。かき混ぜてみたところ、ぱっと粉雪のように舞い上がり、見た目になかなか綺麗です。
不思議とすぐに沈んでしまうので、始終かき混ぜながら入り、濁り湯っぽさを演出しながら楽しみました。
2007-4/26
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