ナトリウム-炭酸水素・硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:ニセコアンヌプリ温泉)
49.2度 / ph7.2 / 動力揚湯 / 毎分220L / R5.7.14
Na+ = 214.4 / K+ = 29.6 / Mg+ = 18.6 / NH4+ = 0.4
Ca+ = 67.1 / Fe+ = 0.4
F- = 0.1 / Cl- = 101.9 / HCO3- = 372.3 / SO4- = 214.7
HPO- = 0.3 / CO3- = 0.4
H2SiO3 = 197.2 / HBO3 = 5.2 / CO2 = 46.2
成分総計 = 1241mg
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ438
0136-58-2500
男女別内湯・露天風呂
大人 1200円、 中学生 1100円、 小学生 500円、 幼児 無料
6:00 ~ 24:00 (最終受付は23時)
清掃日は6:00~24:00 (清掃日は公式HPにて要確認)
ニセコアンヌプリ温泉にある湯心亭さんに立ち寄りました。
ちなみにですが、ニセコとはアイヌ語で切り立った崖と言う意味らしいです。
ヌプリの意味は山。
ニセコアンヌプリだと、切り立った崖の下に川がある山みたいな意味になるのだとか。
なるほどなるほど・・・
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で、何故こちら湯心亭さんに立ち寄ったかと言うと、お湯が良さそうだと言う事は勿論なのですが、日帰り入浴の幅が物凄く広いんですよね。
なんと、朝は6時から、夜は24時まで(受付は23時までに済ませる必要あり)日帰り入浴を受け入れているのです。
よくある日帰り入浴施設よりも営業時間が長い!
この日は私にとって、今回の北海道湯めぐりの最終日です。
早い時間から入れると言うのは非常に助かるので、この日最初に立ち寄る温泉としてお邪魔しました。
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ニセコと言えば、最近ではインバウンドとか外国人富裕層が訪れる観光地なんてイメージがあります。
まぁ、そんな所ですので、こちらのお宿もなかなか立派な造りです。
入浴代は1000円也。
かなりお高い印象ですけど、ニセコ周辺でこの金額は普通です。
(なお、私が入った後、2023年12月から日帰り料金が改定され、1200円になりました)
中はお洒落な感じですね。
建物そのものはそれなりの年数が経ってそうにも見えますが、綺麗に改装して作り込んでいる印象です。
温泉は撮影禁止なのでパンフレットで代用。
内湯と露天があります。
もちろんですけど男女別。
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まずは内湯。
半円状のこぢんまりとした湯舟がひとつと、洗い場が数人分あるだけで、お宿の規模からしたら随分と狭く感じるものです。
お湯は透明、僅かに黄味がかって見えますが、これは光の加減のせいかな?
ちょっと温めの湯加減で、お湯からは僅かに金気臭。
湯口がちょっと面白くて、パイプ湯口に布袋が掛けられており、その布袋がビニール製の縄でがんじがらめに縛られています。
ナンダコレと思いながら見ていたら、女性従業員の方が入って来られて、その布袋を取り換え始めました。
手慣れた手つきで取り外し、新しい布袋を取り付け、きつく締めあげて帰って行かれましたが・・・
そもそもなんでこんな袋を被せているのだろうか?
湯花でも濾しているのかな?
撮影禁止でしたので画像で紹介出来ないのがとても残念。
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続いて露天風呂、内湯からそのまま出る事が出来ます。
ちょっと手狭な内湯とは打って変わり、こちらはとても広々としています。
恐らくですけど、お宿としては露天風呂の方で楽しんで貰いたいのでしょう。
内湯はあくまで体を洗う場所なのでしょうね。
露天は広々とした岩風呂になっています。
眺望はありませんが、広いので解放感は十分過ぎる程にあります。
一部に屋根のついた箇所もあり、雨や雪の降る日でも快適に湯浴み出来そうです。
湯口は内湯から入って一番遠い場所にあり、ひとつは滝のようなものと、もうひとつはパイプで浴槽内にダイレクト注入されています。
湯口側に行くと少し温度が高くなりますので、好みに応じて入浴場所を選べるのも良いですね。
温い所を探せば長い時間ゆっくり寛げる感じです。
お湯は内湯と同じもので、僅かに金気臭を感じます。
湯口付近で臭いを嗅いでみたところ、僅かですがガスっぽい臭いもありました。
あまり強い特徴のあるお湯ではありませんが、結構気持ちが良かったです。
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ニセコアンヌプリやニセコ昆布周辺には大小沢山のお宿がありますが、立ち寄り入浴を受け入れている所は意外と少なく、ここを含めて数軒しかありません。
そんな中で朝早くから遅くまで日帰り入浴を受け入れてくれる貴重なお宿です。
湯使いも良いですし、誰にでもオススメ出来る素敵な温泉でした。
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2023年 9月5日 - 初訪問・日帰り入浴
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