ナトリウム-塩化物・硫酸塩-炭酸水素塩温泉
(源泉名:市有上栗山源泉)
52.8度 / pH7.5 / H22.8.19
Na+ = 496.2 / K+ = 20.1 / Li+ = 1.8 / / Ca+ = 66.2
Mg+ = 6.1 / Sr+ = 1.6 / Fe+ = 4.9 / Nb3+ = 0.1 / Zn3+ = 0.1
F- = 5.9 / Cl- = 419.2 / HCO3- = 423.6 / SO4- = 437.8
HS- = 0.8 / H2SiO3 = 43.1 / HBO2 = 21.6 / CO2 = 33 / H2S = 0.3
成分総計 = 1983mg
栃木県日光市上栗山179−31
0288-97-1952
男女別内湯
大人510円、小学生以下250円
9:00 ~ 17:00
奥鬼怒源流にある野湯、広河原の湯に浸かって、3時間弱の時間を掛けて車まで戻り、汗だくになりました。
となると、当然入りたくなるのは温泉!
オイマテ、いまオマエ温泉入ったばかりじゃないか、何で温泉入って汗だくになったからまた温泉入るんだよ!?
なんてツッコミが聞こえて来そうですが、温泉めぐりをしている人からしたらごく当たり前な行動パターンです。まして、野湯の後の山歩きで汗を掻いたとなれば、当然の話なわけでして。
.
今回の旅行はNさんからお誘い頂いて、行程なんかもほぼすべてNさんにお任せな楽ちんツアーです。
さて、Nさんは汗だくの私をどこへ連れて行ってくれるのかな? と、期待してついていくと、たどり着いたのは上栗山温泉の開運の湯でした。
実はここ、以前から存在は知っており気になっていたのですが、栃木でも少し奥まったところにあるので、なかなか訪れる機会が無かった場所なんですよね!
元々は市営の共同浴場だったと聞きますが、それを改装して一般にも開放するようになったそうです。
入口には料金箱があり、番台さんがいないときはお金を投入する仕組みです。
私が聞いていた事前情報では、この開運の湯は地元の方達の憩いの場と言う役割も果たしており、休憩所にはお弁当やお茶菓子を持ち寄った地元の方達がいるとの事でした。
で、たまに普段見掛けない余所者が来ると、「どこからきなさった?」「まぁ、ここに座ってお茶でも飲みなさい!」と、ほぼ強制的(笑)?に接待が始まると言うもの。
ただ、この日は休憩所でくつろぐ人は誰もいませんでした。
この日はたまたま誰もいなかったのか、訪れた時間が夕方の5時でしたので解散した後だったのかも知れませんね。
.
お風呂は男女別で、それぞれに内湯がひとつあるだけのシンプルなものです。
湯舟は4人も入ったら肩を寄せ合う必要のある共同浴場サイズ。洗い場もせいぜい3人までと言う手狭さ。
これを狭苦しいと感じるか、初対面の人とでも自然と会話が弾む距離感と感じるかは人それぞれだと思いますが、私は後者だと思います。
お湯は茶褐色に強く濁っており、金気臭と土類臭が混ざっています。
少し熱めに調整されており、泉質の濃さもあってか、ずっしりと温まります。
この日はずっと山歩きをしていたので、強張った筋肉をほぐしてくれているような温度とでも言うのでしょうか。とても気持ちが良いです!
塩素臭無し、循環無しの掛け流しで申し分ありません!
湯底には成分が沈殿しており、お尻や足の裏が茶色くなります。
コンパクトサイズの浴室ですが、広い窓からは新緑の景色が広がっています。
これが秋ならば紅葉、冬であれば雪景色が広がっているのでしょうね。
.
村の方達が憩いの場として大切にされている温泉。
お留守の間にちょっとだけお借りさせて頂きました。
この場を借り、ありがとうございました!
もしこの近くにまた行く機会があれば是非とも再訪したい一湯です。
.
2016年 5月22日 ー 初訪問・日帰り入浴
コメント