単純温泉
(町有一号泉) 50.5度 / ph7.45 / S44.5.15
Na+ = 118.4 / K+ = 10.06 / Ca++ = 19.15
Cl- = 193.1 / SO4– = 23.05 / HCO3- = 22.62
H2SiO3 = 107.2 / 成分総計 = 501.2mg
薩摩川内市祁答院町藺牟田2631-2
0996-56-0347
男女別内湯
150円
6:00 – 21:30
藺牟田温泉にある高齢者福祉施設です。お風呂もあり、地元の方たちの共同浴場代わりに使われています。
ちなみに、砂石と書いて、「さざらし」と読みます。藺牟田温泉はその昔砂石温泉と呼ばれていたようですね。
下ノ湯からは徒歩だと5分程度歩く、少し離れた場所にありました。
余談ですが、藺牟田温泉は、とても鄙びた温泉街です。温泉街を散策していると、廃業しているお宿を沢山見かけます。
この砂石会館の程近くにも、ホテルが一軒廃業していました。
初めて訪れた藺牟田温泉ですが、雰囲気が良くて、結構好きです。頑張って欲しいのですが・・・
さて、その砂石会館。お風呂は館内入って廊下を少し歩いた先にありました。もちろん男女別で、大浴場がひとつあります。
浴室入って中央に、小判型の大きな湯船がひとつあり、手前と奥で湯船が仕切られています。
湯口は奥の方にあり、手前の浴槽が温め、湯口がある奥が適温に調整されていました。
お湯は無色透明、微温泉臭(ほぼ無臭)です。
湯口からは50度近くのお湯が静かに注がれています。湯船の大きさを考えたら、新湯投入量はかなり少なめ。ただ、朝早い時間だったせいか、お湯の劣化は感じません。肌ざわりが優しく入りやすいお湯と言う印象。
湯口にはお花が飾られていました。造花ですが、彩り豊かで雰囲気の良さに一役買っています。浴室内にはそれ以外にも植木が置かれていました。
浴後、さぁ帰ろうと思って駐車場に戻ると、私のコペンをまじまじ眺めているオジサンがいました。何だろうと思って声を掛けると、どうやら施設の管理者さんのようです。
「珍しい車だなぁ!」「練馬ナンバーって、東京から来たの!?」と、色んな意味で驚かれていました。
オジサンとの会話も含め、清々しい気分になれた、素敵な一湯です。
2009-5/2
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