純重曹泉
鹿児島県姶良郡湧水町鶴丸622-5
男女別内湯・露天風呂
0995-75-2858
200円
6:00 – 21:00
限りなく宮崎や熊本の県境近くにある吉松温泉郷にある入浴施設で、同温泉郷にある「原口温泉」と並んでお湯の良さが評判なところです。
見た目には完全に温泉銭湯なのですが、2食付きで宿泊も出来るみたいですね。
入浴料ですが、300円と書かれた上に訂正がされており、200円になっていました。
原口温泉同様、価格競争でもしているのでしょうか。数年後にはどちらかが廃業、なんて事にならないよう、あまり無理な値下げ攻勢はしないで欲しいですね。
勿論、消費者としては安く温泉に入れるに越した事無いですけど・・・^^;
浴室は思いのほか広々としています。
中央に湯船が二つあり、二つの湯船の中央に湯口があり、脱衣所から見て、手前が温めの浴槽で、奥が熱めになっていました。
湯口から出るお湯の量を調整して温度を変えているみたいですね。
お湯の色は東京の黒湯と同じような、紅茶色をしたモール泉です。
源泉温度がかなり熱いらしく、加水されているのが少し残念ですが、それでもなかなか濃いお湯で、肌触りはとてもヌルヌルします。
臭いは原口温泉と同様の鉱物アブラ臭で、とても個性的だったのが印象的でした。
湯口にはちゃっかり飲泉コップも置かれており、試しに源泉だけ汲んで飲んでみた所、原口温泉よりも明らかに濃い、強いアブラ臭がする変わった味のお湯でした。
妙な苦味、砂のような味?と、変わった清涼感アリでした。
さて、満足して帰ろうとした私ですが、ふと脇を見ると、素っ裸で、どうみてもお客さんと言った感じの人が、湯気抜きの為にあると思っていた窓から外に出て行くではありませんか。
この窓、フロアと同じ高さにサッシがあり、高さは1mも無い位の物です。
そんなところから出て、一体どこへ行くのだろうかと、窓から外を見てみると・・・
そこにはなんと、露天風呂がありました。
後から継ぎ足したものなのかな?そんな所にあっても、普通は気が付かないってば!
とりあえず、小さな窓をくぐって外に出てみたところ、そこには浴槽がふたつありました。ひとつは無色透明の真水が張られた水風呂で、もうひとつは濃褐色の温泉が張られたものです。
気になる温泉の浴槽ですが、ナント、ここは加水を一切していない、源泉浴槽になっていました。
お湯の温度が熱い為、湯口の湯量を絞って温度調整しているみたいです。
内湯のお湯も結構濃かったですが、こちらのお湯は更に濃く、長時間入っていると、何だか気分が悪くなってしまいそうなほどです。
これは凄いぞーっ!
いやー、危うく露天に入らず帰ってしまう所でしたよ。
ヨカッタヨカッタ。
何でも比較してしまうと言うのは、なんとも味気ない話ですが、原口温泉と、この鶴丸温泉、比較した場合、私はどちらかと言うと、鶴丸温泉の方が良かったかなー・・・
お湯の良さでは原口温泉の方が評価されているみたいですが、いやいや、この鶴丸温泉の露天風呂も捨てたモンじゃないですよ。
どちらの方がハッキリとアブラ臭を感じることが出来るかといえば、断然鶴丸温泉ですね。
あと、これを言ってしまうと、身も蓋も無いのですが、どちらも、独特な鉱物アブラ臭がするもので、私好みではありませんでした。(汗^^;)
アブラ臭は好きですけど、どうもこの独特な鉱物臭がちょっと苦手かも・・・
うーん。微妙です。
仮に、この施設が自宅の隣にあったとしても・・・
多分、そんなに頻繁には利用しないと思います。
たまに行く分には良いかな?
2005-10/8
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