長野県

大塩温泉 共同浴場 (大塩温泉) ★4.0

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉
(源泉名:大塩5号)
36.3度 / pH7.9 / 動力揚湯 / R3.1.6
Li+ = 0.05 / Na+ = 132.3 / K+ = 2.2 / Mg+ = 2.1
Ca+ = 184 / Sr+ = 1.3 / Mn+ = 0.03 / Fe+ = 0.04
F- = 1.2 / Cl- = 93.3 / Br- = 0.4 / SO4– = 582.6
HCO3- = 27
H2SiO3 = 41.2 / HBO2 = 2.2 / CO2 = 10.3
成分総計 = 1080mg

長野県上田市西内150
0268-42-1048
男女別内湯
大人 250円、小人 100円
14:00 ~ 21:00
休館日:毎月15日・30日

霊泉寺温泉と鹿教湯温泉のちょうど間くらいの場所、県道から少しだけ入りますが、ほぼ県道沿いと言っても差支え無いような場所にある共同浴場です。
実は初めて訪問しました。
今まで湯めぐりをしながら目の前の県道を通る機会は何度もありましたが、何で見落としていたんでしょうね・・・?
自分でも良く分かりません。 (;^ω^)

探せばこういう、うっかり見落としていて未湯のままの温泉、あちこちにありそうです。

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なかなか年季の入った建物外観ですね。
入口には「大塩公民館」「大塩温泉館」と書かれています。
温泉だけでなく地域の公民館としての役割も果たしているみたいです。

建物入ってすぐの目立つ場所に料金箱がありました。
普段は無人で、料金を入れて勝手に入るスタイルです。

なお、2025年4月から料金が改定されるそうですが、この日はギリギリ3月末、200円で入る事が出来ました。
4月からは250円なのだそうです。
物価高騰のご時世ですから、この値上げは仕方が無いかな?
それでも250円、充分に安いと思いますけどね。

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服を脱ぎながら、脱衣所に掲示されている成分表を確認。
源泉温度が低いので加温はあるようですが、それ以外は一切無しの掛け流しです。

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お風呂は内湯のみで、勿論ですが男女別です。
湯舟は2つあり、脱衣所から入って右手前にある大き目な湯舟が体感で35度、左奥の小さな湯舟が体感で37度、どちらも温めです。

大小どちらの湯舟にも湯口があり、どちらからもほぼ同量の源泉が注がれています。
オープン直後だったせいか、まだ加温はされていないようで、湯口から注がれている源泉温度はどちらも一緒でした。
大小湯舟で温度が違ったのは、同じ量の新湯投入量で、湯舟の大きさが違うからでしょうね。

小さい湯舟の下には加温プレートみたいなものがあるので、もしかしたらこれで加温しているのかな?

肝心のお湯の印象ですが、ほのかな金気臭があるキシキシ系のお湯です。
源泉を口に含むと僅かにエグ味。
成分総計が1080mgちょっとで、辛うじて単純温泉の枠から出る事の出来た、数値上では薄いお湯なのですが、誰が入っても違いが分かるほどの特徴があるお湯です。

驚いたのはこのお湯、泡付きまであります。
大きい湯舟でも泡付きがあるのですが、小さい湯舟で入った際の泡付きは顕著で、これが払っても払ってもすぐに泡が付く、なかなかのものです。
小さい湯舟の方がお湯が新鮮なのでしょう。

もしこの小さい湯舟が加温されてしまったら、きっとこの泡付きの良さは楽しめなかった事でしょう。
普段どのような使い方をしているのかは不明ですが、非加熱で入る事が出来たのはとても良かったです。

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なんでこんな良いお湯を今まで見落としていたんだろう・・・
でも、そういう見落としを探すのも楽しそうです。

温泉マニアな人には今更でしょうけど、大塩温泉共同浴場、とても良いお湯でした!

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2025年 3月30日 - 初訪問・日帰り入浴

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