
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:土肥温泉(混合泉))
54.3度 / H22.10.8
Na+ = 174.4 / K+ = 5.7 / Mg+ = 1.0 / Ca+ = 300.7
Cl- = 214.1 / HCO3- = 23.7 / Br- = 0.1
SO4- = 817.9 / CO3- = 1.2
H2SiO3 = 46.9 / HBO2 = 1.3
成分総計 = 1587mg
静岡県伊豆市土肥61−3
0558-98-1807
男女別内湯・露天風呂
大人 500円、 小学生 300円
13:00 ~ 20:00
伊豆湯めぐりツーリング(ソロ)、最後に立ち寄ったのは土肥温泉です。
と、その前に、夕焼けをバックに一枚。
松崎あたりのどこかです。

伊豆はバイクで走っていてとても気持ちが良いですね!
ただ、11月にもなると、日が暮れるとだいぶ寒いです。
体が冷えた状態で入る温泉って気持ちが良いんですよね!
.
と言う事で、話を戻して、土肥温泉。
共同浴場が4箇所あり、以前から来なければと思っていたのですが、いつか行こうと思いつつのパターンです。
その中のひとつ、元湯温泉は水曜日定休で今回はタイミングあわず、残りの3つはまとめて全部入ろうと思って意気込んできたものの・・・
一ヵ所目と思っていた屋形共同浴場は電気がついておらず真っ暗でした。
アレ? 今日は休みなのかな?
仕方が無いので次に行こうと思っていた弁天の湯、こちらはちゃんと営業しているようで一安心。


県道沿いの目立つ場所にあります。
建物一階には「大藪区公会堂」と書かれていました。
公会堂と聞くと、日比谷公会堂みたいなのを想像してしまう私ですが、ここのは公民館みたいなものかな?
伊豆市の観光サイトだと、この弁天湯を「大藪温泉」として紹介していたりします。
古い地名なのかも知れませんね。


お風呂は2階です。
上がった先に券売機があり、券を買ってから中に入る仕組みです。
石鹸やシャンプーなどの備え付けは無いので、必要であればこの券売機で買う事も出来ます。
.
浴室は勿論ですが男女別。
てっきり素朴な共同浴場かと思いきや、なんと露天風呂までありました。
ビックリ!
まずは内湯。
脱衣所から入って左側に洗い場が4人分、湯舟はひとつだけです。

体が少し冷えていたせいもあり、入った瞬間は肌を刺すようなビリビリする熱さを感じましたが、しばらくお湯に浸かると体が馴染んできます。
実際の温度は42度位でしょうか、誰でも気持ち良く入れる適温です。
お湯の特徴を端的に言うと、理想的な芒硝泉ですね。
鼻先をくすぐる芒硝臭が心地よく、お湯から上がると肌がサッと乾いてサラサラします。


湯口を見ると温泉の結晶が白く固まっていました。
青森の浅虫や山形の赤倉など、私が大好きな芒硝温泉でよく見かける光景です。
おもわず頬がにやけます。
.
内湯も素晴らしかったですが、それ以上に気に入ったのは露天風呂です。
御影石の小判型湯舟がひとつあるだけで、洗い場などはありません。
ただお湯に浸かるだけという、とてもシンプルな湯舟です。

お湯の温度は45度位でしょうか。
普通露天風呂って内湯よりも温い事の方が多いですが、ここのは熱いです。
これくらい温度が高いと芒硝泉の特徴が顕著に分かります。
ビリビリと肌を刺すような刺激があり、体が嬉しい悲鳴をあげます。
お湯の香りは内湯よりも強く、それだけで幸せに浸れます。

熱いのでお湯に長時間浸かっている事が出来ず、自然と湯舟の縁に座る時間が長くなります。
たまに掛け湯などして汗を洗い流すのですが、この掛け湯をしている瞬間が最高に気持ち良いんですよね!
お湯が体を駆け抜ける際に感じるビリビリした刺激、その後に鼻先をくすぐる芒硝臭、スノコ越しにお湯が流れ去る残響。
僅か一瞬の掛け湯でここまで心が震える温泉は珍しいです。


実はこの後も土肥温泉で湯めぐりをするつもりだったので、あまり長湯をするつもり無かったのですが、この露天風呂から離れる事が出来ず、私にしてはかなり長い時間を費やしてしまいました。
.
浴後、脱衣所から出て軽く休憩していると、受付にいたオバチャンに声を掛けられました。
良いお湯でしたと言うと、とっても嬉しそうにしてくれて、色々と教えて貰えました。
なんでも、毎週火曜日の清掃タイミングで男女湯を入れ替えるそうで、もう片方の露天は岩風呂なのだそうです。
「誰もいなければ見せてあげるんだけどね~!」と、ケタケタ笑っていました。
そのタイミングで誰か来たらオオゴトですので、仮に見せてくれると言われても尻込みしましたが、その気持ちが嬉しいです。
ついでに屋形温泉について聞いてみたところ、「あれぇ? 誰もいなかった? 電話してあげようか?」とまで言ってくれました。
そもそも電気ついておらず、誰がどうみても閉まっていましたので、電話までしてもらったら悪いので遠慮しましたけど、とっても親身な方です。
この後行こうと思っていた楠温泉についても教えて貰ったのですが、管理人さんが体調を崩されて不在となり、新しい管理人さんが見つかるまでは休業中だそうです。
ショック!


諦めきれずに目の前まで行ってみましたが、オバチャンの言う通り、本当に閉まっていました。
なお、この記事を書いている2025年4月の時点では、新管理人さんが見つかったのか、営業再開されているようですね、ヨカッタヨカッタ!
屋形共同浴場の方はどうなんだろ・・・?
.
今回、共同浴場3箇所入るぞと意気込んで来た土肥温泉、ここ弁天の湯だけしか入れないという、予想外の結果に終わってしまいました。
でも、もうひとつ予想外だったのは、まさかこんなに良いお湯だとは思ってもいませんでした。
芒硝温泉好きならば満足する事間違いなしです!
しかも、管理人のオバチャンも優しくて最高!
体も心も芯から癒されました。
土肥温泉の共同浴場はあと3箇所、近いうちにリベンジして全て入りたいですが、時間があれば是非この弁天の湯にも再訪してみたいと思います。
.
2024年 11月13日 - 初訪問・日帰り入浴
コメント