青森県

青森県某所・ダム脇の温泉

単純硫黄泉?

青森県のどこか
野湯
無料
24時間

温泉仲間のHさんプロデュースのシークレット温泉めぐり。
「次どこへ行くの?」と聞いても「さてどこでしょうwww」と笑ってはぐらかされてしまいます。
Hさんとは温泉だけでなく色々と趣味が合うので、任せておけば基本的に間違いありません。
でも、助手席で景色を眺めていると、どんどんと山の中に入っていくんですよね。
土地勘が無い私はどこを走っているのだかサッパリ分かりません。

途中でダムが出て来ました。
なかなか立派なダムです。
ダムの水紋が何とも美しく、見ていると吸い込まれそうになります。

このダム、一日中ぼーっと眺めていても飽きないかも?

.

さてそんなで、駐車場に到着。
温泉はその駐車場から少し歩いた先にあるそうですが、ん? なんだか見覚えあるぞ?
私「あれ? もしかしたら来たことあるかも?」
H「マジかwww」

まぁ、来てしまったものは仕方がありません。
折角だから入りに行く事にしました。

入った事があると言っても、もう15年位前の話です。
その時の記憶も断片的ですので、とても新鮮な気分ですね。
ズンズン先を行くH氏の後を追いかけます。
途中、温泉の噴気が上がる箇所が幾つかありました。
心地いい硫黄臭がします。

.

で、温泉に到着!
と思ったら、先客が1名、湯舟を見ながら呆然と立ち尽くしています。
声を掛けたら、湯舟には落ち葉が溜まっているし、お湯は温いし、どうしたものかと考えていたそうです。

どうするもなにも、入るしかないでしょ!

と言う事で、その辺にあったバケツやザルを使って落ち葉清掃。
3人がかりでやればあっという間に綺麗・・・? になりました。
でも温いです。30度あるか無いか。
入れば入るほど体から熱が奪われます。
一応足元自噴なのかな? 引き湯かもしれませんが、火傷しそうな程に熱い新湯が注がれている箇所が浴槽内にあります。
でも投入量は圧倒的に足らず、結果この温度。

泉質? う~ん、落ち葉が沢山浮いてて、砂土でジャリジャリしてたし、なんだか良く分かりませんでしたw

まぁ、折角来たのだから記念に入ったってコトで。
正直な感想を言えば、快適とは程遠いものでした。

.

ついでにその湯舟の上流も散策。
かつてはこの上流にも立派な湯舟があり、前回訪問した際はそこに入ったのですが、今となってはそれがどこだったすら分かりません。

ただ、河原の至る所から熱湯が沸いているようです。
ここなら入れるかな? と思って、湯溜まりに指を入れてみたら、火傷するのではと言うほどの熱湯でした。
これはちょっと入れませんねぇ~・・・
一日かけて沢水を上手に引き込む工作などをしたら、もしかしたら快適に入れるようになるかもですが、そんな暇もありません。

いずれにせよ、懐かしい景色を見れただけでも大満足!
案内してくれたHさんには改めて感謝です!

.

.

.

なお、ここの温泉ですが、ネットで調べれば名前も場所もすぐに分かります。
青森でも比較的有名な野湯ですね。
でも当ホームページでは伏字系として扱います。
理由は他所のページをご覧頂ければわかるかと。

ついでに、昔のレポートも再掲載しておきます。
このレポートですが、いったんは公表した後に、諸事情を勘案しリンクから外した経緯があります。
これだけ広く知られてしまったら、今更私独りが隠してもですからね。
(他にもリンクから外した伏字系があるのですが、いずれそれも再掲載したいなぁと思っています)

2007年 11月10日 – 初訪問時のレポート

.

以前は旅館なんかがあったそうですが、ダムに沈むと言う事で、撤退。
ダムは出来たものの、結局沈まず、お湯が今でも残っています。
有志によって管理された湯船が2箇所あり、野湯として利用する事が出来ます。

まず手前側に、比較的有名な湯船。温めですが入ること出来そうな温度。ただ、落ち葉がいっぱいで、お湯も抜かれているので、パス。
奥にももうひとつ湯船があります。諸事情によりなかなか入浴出来ない所だそうですが、この日は運よく利用する事が出来ました。

お湯は無色透明。僅かに青みがかって見える。粉雪のような湯花あり。
お湯は熱くて47度。長湯出来ないけど鮮度良くて気持ちが良い。
うっすら硫黄臭が漂い、気持ちが良い。湯底はかなり深く、1m以上あります。
なんと、お湯は足元から沸いているみたいです。 これはスバラシー!
とっても気に入ってしまいました。

でも、ま、これまた諸事情により、再び来ることは無いかな。
記憶の中にそっと留めておきたいと思った一湯です。

コメント