含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉
(源泉名:ながぬま温泉)
49.8度 / pH7.6 / 動力揚湯 / 毎分1050L / H28.7.6
Na+ = 7232 / K+ = 87.9 / NH4+ = 6.5 / Ca+ = 617.2
Mg+ = 53.8 / Al+ = 0.6 / Mn+ = 0.3 / Fe+ = 0.6
Cl- = 12010 / HS- = 0.1 / S2O3- = 0.1 / HCO3- = 84.4
Br- = 43.5 / I- = 11.2
H2SiO3 = 40 / HBO2 = 356.2 / CO2 = 39.1
成分総計 = 20590mg
北海道夕張郡長沼町東6線北4番地
0123-88-2408
男女別内湯・露天風呂、サウナ、水風呂など
大人 700円、子供 300円
9:00 ~ 22:00 (受付終了21:30)
この日の私は温泉仲間のHさんの車に乗り、行先も全てお任せの湯めぐりをしました。
このHさん、なかなかお茶目な方で、「次どこへ行くの?」と聞いても、「内緒!w」としか言わず、一切教えてくれないんですよね。
なので、ただでさえ土地勘のない北海道です、いまどこ走っているかとか、どこへ向かっているかとかさっぱり分かりません。
まさにミステリー温泉ツアー。
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そんな訳で、ここはどこだかサッパリ分からないまま、到着したのがこちら、ながぬま温泉です。
あとになってから知ったのですが、夕張市にあります。
といってもかなり札幌寄りの場所なのですけどね。
温泉レポートを書く段階になって知りました。
どうやら私、この間北海道に行った際、夕張にも行っていたみたいですw
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さてそんなどうでも良い前置きはともかくとして、この長沼温泉。
駐車場に車を停めて、最初に目に飛び込んで来たのは、「源泉豆腐」と書かれた温室です。
ここには何度か来ていると言うHさんに「何ですかアレは?」と聞いたら、「俺も良く分からない」と言われました。
・・・あ、ソウデスカ~
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なかなか立派な施設で、ズラッと並んだ下駄箱が壮観です。
休憩室や売店、レストランなんかもあります。
1日ゆっくりと寛げそうですね。
お風呂も広々していました。
内湯に充分な人数分の洗い場と、大小湯舟が幾つもあります。
利用者の数もチラホラと。
なお浴室内の写真は温泉仲間から提供して貰ったものです。
お湯はうっすらモスグリーンで、湯底が見えない程度に濁っていました。
お湯に浸かると少しツルツルする感覚がありますが、上がるとベタベタです。
入った瞬間にズッシリと重さを感じる典型的な塩化物泉ですね。
どの湯舟も温度はそれほど高くありませんが、塩分濃度がかなり高いため、体がとても温まります。
ジャグジーなど一部の浴槽では循環されていますが、それ以外は基本的に源泉掛け流しとの事。
広々としていて立派な施設ですけど、湯使いは非常に良いです。
お湯からは金気臭と潮臭、それとは別にヨードのようなよう素臭もします。
なかなか複雑怪奇な臭い。
これはこれで結構心地いいですね。
露天風呂もあり、岩風呂がひとつ。
この日は10月末、北海道ですので寒くてもおかしくない時期ですが、妙に暖かい日でしたので、この露天風呂も気持ちが良い。
特にこのお湯、かなり塩分が強くてパンチがあるので、外気に当たるのが気持ち良いんですよね。
でも私が一番気に入ったのは、内湯にあったぬるい湯舟。
体温よりも僅かに高い、37~38度かな?
館内にあった案内図によると「ジェット浴槽」だそうですが、ただの温い湯舟でした。
これが体の負担少なく入る事が出来て一番気持ち良かったです。
ひと昔前の私であれば、熱くてもパンチあるお湯が好きだったんですけどね、最近はどうも軟弱になったようで・・・
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あまりに立派な施設だったので、あまり期待していませんでしたが、源泉の力強さと湯使い、どちらも満足な温泉でした。
さすが北海道、こんなに良いお湯が当たり前のようにあるんですから、やっぱり凄いですね。
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2024年 10月24日 - 初訪問・日帰り入浴
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