山形県銀山温泉

古山閣 (銀山温泉)

含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
(協組2号源泉、協組3号源泉、協組6号源泉)
66.5度 / ph6.9 / R1.11.15
Li+ = 0.4 / Na+ = 634.9 / K+ = 61.7 / Mg+ = 1.8
Ca+ = 62.3 / Mn+ = 0.5
F- = 4.1 / Cl- = 768.5 / Br- = 2.5 / I- = 0.3
HS- = 3.5 / SO4- = 325.5 / HPO4- = 0.9 / HCO3- = 185.7
H2SiO3 = 109.4 / HBO2 = 100.3 / HAsO2 = 3.3
CO2 = 43 / H2S = 5.1
溶存物質総計 = 2268mg

山形県尾花沢市銀山新畑423
0237-28-2039
男女別内湯・貸切風呂×2箇所
日帰り入浴のみ不可

銀山温泉にある老舗旅館、古山閣さんです。
銀山温泉の入口からも近い場所にあり、美しい木造建築がパッと目に留まるんですよね。

建物も見事ですが、特に目を引くのは2階の庇に掲げられた鏝絵(こてえ)です。
左官彫刻だそうで、10枚の絵で12ヶ月の年中行事を現わしているのだそうです。

ただでさえ美しい木造の建物なのですが、この鏝絵がそれを更に引き立てているんですよね。

そんなわけで、見るからに格の高いお宿、通常であれば立ち寄り入浴は出来ません。
ただ、この日はこのお宿に温泉仲間のHさんが宿泊されており、お宿に許可を貰って入れて頂ける事になりました。

Hさんは勿論ですが、古山閣さん、ありがとうございます!!!

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なんかもう、門構えからして立派です。

入口には年季の入ったお多福がお出迎え。
だいぶ色あせていますが、大勢の旅人をこうして出迎えてきたのでしょうね。

外から見て立派な建物でしたが、中も素晴らしいです。
Hさんが「ここから見ると鬼滅の無限城みたいだよ」と言って見せてくれたのが、この階段。

無限城ほどではありませんが(そりゃそーだ、あれはアニメですからね・・・)、確かにその雰囲気伝わってきます!

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古山閣には風呂が3箇所あり、ひとつは男女別の浴場と、残りのふたつは貸切風呂です。

今回は男女別のお風呂と、1階にある貸切風呂を利用させて頂きました。

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まず最初に入ったのは1階の貸切風呂。

貸切風呂と言う割には結構広々としています。
湯舟は一つで、入って左側にありました。

お湯は銀山温泉の共有源泉ですので、私がこの日宿泊した旅館松本さんのお湯と全く一緒です。
しっかり香る硫黄臭と、粘土臭とでも言うのかな? 独特なガスっぽい臭いの混じる、特徴的な温泉です。

ちょっと温めで、40度あるか無いかってところです。
身体への負担も軽いので、気持ちが良くて思わず長湯したくなりますね。
ただ、温くても塩分を含む力強いお湯です。
湯上りはポカポカ、あまり長い事入っていると汗が止まらなくなってしまいます。

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続いて入ったのは、男女別の内湯。
こちらは貸切風呂よりも広く造られていました。

階段を降りた先にある湯舟、そそられますね!

源泉はこちらも共有源泉です。
貸切風呂に比べたらこちらの方が少しだけ温度が高く、その分鮮度も良く感じました。

銀山のお湯はどれも共有源泉ですが、この歴史ある古山閣さんで入るとまた一味違って感じますね!

今回はご厚意に甘えての立ち寄り入浴でしたが、いつか泊まりに来たいと思います。

ありがとうございました!

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2024年 6月29日 - 初訪問・日帰り入浴

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