大分県長湯温泉

千寿温泉 (長湯温泉) ★3.5

マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
(源泉名:千寿温泉)
43.9度 / ph7.1 / 動力揚湯 / H28.2.16
Li+ = 1.1 / Na+ = 485 / K+ = 80.3 / NH4+ = 1.0 / Mg+ = 303
Ca+ = 201 / Sr+ = 1.0 / Mn+ = 0.8 / Fe+ = 2.1
F- = 0.2 / Cl- = 185 / Br- = 0.3 / HCO3- = 2660
H2SiO3 = 205 / HBO3 = 11.9 / CO2 = 346
成分総計 = 4913mg

大分県竹田市直入町長湯3315-4
0974-75-3085
男女別内湯
大人100円 小人50円
8:00 ~ 21:00

日本一の炭酸泉を名乗り上げる大分県の長湯温泉。
日本一かどうかはさておき、良いお湯である事自体は間違いありません!
それに、立ち寄り出来る温泉が幾つもあります。
湯めぐりしていてとても楽しい所です。

そんな長湯温泉のなかのひとつ、千寿温泉にお邪魔してきました。
管理人は不在で料金箱制です。
入浴代はなんと、たったの100円!

ちなみに100円温泉って聞くと、かつて青森県の黒石市にあった100円温泉を思い浮かべる温泉マニアは多いと思います。
黒石の100円温泉は名前がそのまま「100円温泉」でしたので、名前のインパクトが強かったと言うのもありますが、探せば100円で入れる温泉、チラホラとあるんですよね。
ここもそのひとつなのですが、それで採算が取れているのかどうか、心配になります。
だって、お客さんが10人来ても1000円にしかなりませんけど、そんなんで大丈夫なのでしょうか・・・?

お風呂は男女別で、それぞれに内湯があるだけです。
ほぼ共同浴場って感じの造りで、シャワーなどはなく、湯舟がひとつあるだけです。
先客の人がいましたが、ちょうど入れ違いになりました。

桶や椅子が整然と並べられているのが印象的です。
100円と言う安い金額で維持できるのも、利用者のマナーで支えられているのでしょうね。

お湯は黄土色で、湯底が幽かに見えるかな?って程度に濁っています。
40度あるか無いかのぬるめで、温泉地名の通り、長湯出来そうですね。
湯口から注がれているお湯は適温ですが、湯舟の大きさからしたら投入量は少なめかな?
そんなわけで、鮮度はまずまずです。
金気臭もあり、金気味もあります。ただ、直前に入ったながの湯に比べると少し弱いです。

浴槽の一部が千枚田のようになっているのがとても美しいです。
お湯がぬるいので油断してしまいますが、成分はしっかり濃いのが見て取れます。
こんなに良いお湯がたったの100円、長湯温泉恐るべしです!

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2024年 5月15日 - 初訪問・日帰り入浴

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