長柄町福祉センター （ながら温泉） ★4.0

ナトリウム-炭酸水素塩泉
（源泉名：長柄町福祉センターながら温泉）
18.9度 / H29.6.30
Na+ = 370.7 / K+ = 19.1 / NH4+ = 8.5 / Mg+ = 2.9
Ca+ = 4.6 / Fe+ = 0.4
F- = 0.3 / Cl- = 6.5 / HCO3- = 999.7 / SO4- = 0.5
HPO- = 12.6 / CO3- = 38.2
H2SiO3 = 75.7 / HBO2 = 4.4 / 腐植質 = 47.9 / CO2 = 4.9
成分総計 = 1597mg

千葉県長生郡長柄町桜谷712番地
0475-30-7200
男女別内湯
500円
10:00 ～ 18:00
月曜定休（月曜が祝日の場合は翌日定休）

千葉のほぼど真ん中！みたいな場所にある温泉です。
長柄町福祉センターと言う名前の通り、町営のセンター系です。
すぐ隣には長柄町役場がありました。

中に入ると長テーブル越しに受付の人が２人います。
ここで名前、住所、連絡先、入館時間を記入し入浴代を払うと、貴重品入れの鍵と脱衣所のカゴを貰って入館出来るようになります。
ちなみにですが、この記名は入館者全員が行っているようで、別に町外だから書かされた訳ではなさそうです。

さて、そんな独特な手続きを経て入る温泉。
元々あまり温泉に対する期待値が高くない千葉県で、しかもセンター系。
どんなもんじゃいと思って中に入ってみた所・・・

おや？なかなか良さそうですぞ！？

浴室はシンプルに内湯のみで、湯舟がひとつと洗い場が数人分あるだけです。
湯舟に張られたお湯はパッと見で真っ黒です。

実際に浸かってみると、黒かったのは浴槽の色のせいで、実際は薄いウーロン茶色です。
千葉によくある腐植質を多く含むモール泉って奴ですね。

表面に細かい泡が浮いているのも良質なモール泉の特徴です。
湯使いは加温循環で塩素消毒もしているようですが、幸いにして塩素臭は感じません。
それどころか、ほんの少し甘いモール臭が漂って来て、しっかり源泉の特徴を感じる良いお湯なのです。

肌触りもツルツルで気持ちが良いです。
よく観察すると泡付きもあるんですよね！

湯口からはザブザブとお湯が注がれていますが、湯量から察するに恐らくこれは循環された後のお湯と思われます。
でも、この湯口から注がれるお湯、時折冷たくなるんですよね。
恐らくですけどこの冷たいタイミングが非加熱の源泉と思われます。
結構な頻度でお湯が冷たくなるので、新湯投入量は結構ありそうな印象でした。