栃木県

源泉 那須山 令和の湯 ★3.0

ナトリウム-塩化物温泉
(源泉名:源泉 那須山 令和の湯)
60.8度 / ph8.0 / 動力揚湯 / 毎分165.7L / 2020.11.30
Na+ = 327.6 / K+ = 7.0 / Mg+ = 2.4 / Ca+ = 66.8 / NH4+ = 0.4
F- = 1.2 / Cl- = 454.8 / HCO3- = 113.7 / SO4- = 165
HS- = 0.1 / Br- = 0.8
H2SiO3 = 70.9 / HBO3 = 47.5 / CO2 = 1.9
成分総計 = 1260mg

栃木県那須郡那須町高久甲4588−10
0287-62-4126
男女別内湯・露天風呂・サウナ・水風呂 / 貸切風呂(別料金)
平日:大人890円、子供420円 / 大人690円、子供320円(16時以降)
土日祝:大人1040円、子供520円 / 大人840円、子供420円(16時以降)
季節などによる割引もあるので詳細は施設の公式サイトを参照のこと
10:00 ~ 22:00 (受付終了は30分前)

東北自動車道の那須インターチェンジを降り、那須街道を北上するとすぐ右手側に「お菓子の城」と言うお菓子屋さんと言うか、ギフトショップ?が出て来ます。
今回立ち寄った那須山 令和の湯はそのお菓子の城のすぐ裏手にある温泉施設です。
この那須街道は私が大好きな那須湯本に行く際などで何度も走っており、お菓子の城にも立ち寄った事もありますが、温泉に入るのはこれが初めてです。

建物自体はとても立派ですが、お菓子の城の裏手にあるのでほとんど目立ちません。
もっとデカデカと看板でも出せば良いのに・・・

館内はとても小奇麗です。
この日は平日料金で大人ひとり890円也。
これが休日だと大人ひとり1040円になります。
少し走れば極上の硫黄泉を誇る那須湯本があり、私が大好きな雲海閣はたった400円で立ち寄り入浴が出来ます。
それを考えるとかなり高く感じてしまいます。

源泉は独自源泉で、源泉名に令和とついています。
施設自体は令和以前からあったのですが、令和になってから源泉を掘りあてたのでそう名付けたみたいですね。
それ以前の源泉がどんなお湯だったのか少し気になりますが、今となってはです・・・

なお、脱衣所に掲示されていた湯使いですが、加水と加温の項目は無しになっていましたが、塩素消毒と循環濾過はしているみたいですね。

.

さて、肝心のお風呂。

まずは内湯、脱衣所から入って左側に大きな湯舟がひとつ、右側には洗い場が並んでいました。

お湯は無色透明で、特に湯花等は浮いていません。
肌触りなどで特筆すべき点はなく、癖の無いお湯です。
ただちょっと残念なのは、結構しっかり香って来るんですよね、塩素臭が・・・

ちなみにこの日は11月の末。
今年の冬は暖かく、この日も日中は10度位ある陽気だったのですが、バイクで来たので体が冷え切っていました。
そんな中で入ったので、たとえ塩素臭がするお湯でも、暖かいというだけで物凄く気持ちが良いです!
凍っていた体がゆっくり溶けて、体中に血がめぐり始めるのが分かるんですよね。
(当然ですが、幾ら寒くても生きている限り体は凍りませんし、血も巡り続けています)

.

続いて露天風呂。
円形湯舟がひとつ、屋根が掛かっていますが雨を凌ぐ程度のもので、開放感のある気持ちの良い造りです。

ここに貼られているお湯も無色透明で、バッチリ塩素臭が香るものです。
内湯と違って空気が籠らないせいなのか、内湯に比べると塩素臭は幾分弱めに感じます。

.

浴室中央には湯口があり、お湯がモコモコと注がれています。
循環されていますので、この湯口から注がれているお湯が新湯なのかどうかは不明ですが、見ていて癒されますね。

内湯に比べて露天は温めで、40度位しかありません。
幾ら暖かい日とはいえ、11月末の那須はそれなりに寒く、そのせいか他のお客さんはみんな内湯に籠ったきりで露天に入る人は殆どいません。
お陰で私独り独占してゆっくりお湯を堪能出来ました。

.

塩素臭が残念な事と、入浴代金が高いので私の評価としては決して高くはありません。
でも、泉質に強い拘りが無くて、快適に入浴を楽しめれば良いって人であれば、ここは決して悪く無いと思います。
入浴代金が高いのが幸い(禍い?)してか、利用者の数もまばらでしたので、周囲にあまり気を使わないで済むのも良いですね。

お菓子を買うついでに立ち寄ってみたらどうでしょう?

.

2023年 11月28日 - 初訪問・日帰り入浴

コメント