ナトリウム-塩化物温泉
北海道函館市谷地頭町20−7
0138-22-8371
男女別内湯・露天風呂・サウナ、ほか
大人 460円、子供(7~12歳) 140円、幼児(3~6歳) 70円
6:00 ~ 22:00 (最終入館は9時まで)
毎月第2火曜日定休
函館山の麓にある温泉で、元々は市営温泉だったらしいですが、その後民営化されたようです。
一言で言うと、見た目はかなり立派なセンター系施設で、なんと駐車場は101台分あります。
案内してくれたT-Kさん曰く、函館まで行ってここに入らず帰ってきたら「何しに函館行ってきたんだ!」と言われてしまうくらい、温泉マニアからすると入っていて当たり前の所なのだとか。
と言う訳で、T-Kさんから「車で待っているからすぐに出て来てね!」と見送られて入ってきました。(注:誤植ではありません。ゆっくりして来てねではなく、すぐ出て来てねと言って見送るのは、数泉する温泉マニアにとっては普通の事です)
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さて、そんなわけで、急いで入って急いで出なければならない谷地頭温泉。
入浴代は460円、券売機でチケットを買い、受付に渡して、中を進みます。
前評判通り、利用者が多くて館内はとても賑わっていました。
浴室内は撮影禁止です。
ただ、仮に撮影がOKだとしても、とても混雑していますので、カメラを構えて撮ろうなんて気すら起きません。
まずは内湯。
天井が高くて広々とした浴室は、周囲がぐるっと洗い場で囲まれており、中央部に湯舟が複数あります。
熱湯、適温湯、ジャグジーなど、好みに応じた温度設定に調整されていました。
張られているお湯は茶褐色に濁ったものです。
見た目からも分かる通り、かなり濃いお湯で、ズシンと体に響く塩化物泉です。
とりあえず適温のお湯に浸かりましたが、実際の温度以上に温まり、一度汗を掻くとなかなか止まらなくなるタイプのものです。
お湯からはほんのり金気臭と土類臭。幸いな事に塩素臭はありません。
広い浴室で天井が高く、照明が水銀灯なので、まるで体育館みたいです。
でも、この雰囲気、結構好きです。
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続いて露天風呂。
決して狭くはありませんが、広々とした内湯を見た後だと、何だかオマケって感じがするこぢんまり感があります。
こちらに張られているお湯も内湯と同じ茶褐色濁りの塩化物泉。
換気が良いので、内湯で感じた蒸すような息苦しさはありません。
湯舟は函館の五稜郭をイメージした星形になっていました。
体育館のような雰囲気の内湯も良いですが、この露天もなかなか良かったです。
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時間の都合で駆け足になってしまいましたが、独特の雰囲気を持った浴室と濃いお湯をしっかり確認する事が出来ました。
もしまた函館に再訪する機会があったら、次はゆっくりと浸かってみたい一湯です。
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2023年 8月13日 - 初訪問・日帰り入浴
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