北海道湯の川温泉

KKRはこだて (湯の川温泉) ★3.5

ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
(源泉名:湯川3丁目1号井~4号井源泉混合)
63.8度 / ph7.2 / R4.10.6
Na+ = 2201 / K+ = 136.8 / NH4+ = 1.7 / Mg+ = 194.1
Ca+ = 603.8 / Fe+ = 0.3
F- = 2.6 / Cl- = 4167 / Br- = 9.8 / I- = 0.1
SO4- = 780.7 / HCO3- = 865.3 / CO3- = 1.0 / HPO4- = 0.4
H2SiO3 = 71.6 / HBO3 = 20.1 / CO2 = 43.8
成分総計 = 9101mg

北海道函館市湯川町2-8-14
0138-57-8484
男女別内湯
大人 1000円、小人 500円
11:00 ~ 21:00

湯の川温泉に沢山あるホテルの中のひとつ、KKRはこだてです。
KKRホテルって全国にあるのですが、KKRが何の意味だか分からなかったので、折角の機会なのでフロントで聞いてみたところ、国家公務員共済組合連合会の略なのだそうです。
なるほど、ここは国家公務員の方の為のお宿のようです。
有難い事に、公務員でない私でも立ち寄りで入浴出来ます。

・・・で、ふと思った。
務員合会ですよね? 略したらKKKKRじゃないの?
まぁ、KKKKRだと、電話出た時に「はい、けけけけあーる函館です!」なんて事になって、なんだか間抜けですよね。
まぁ、どうでも良い話なんですけど・・・

.

そんなわけで、国家公務員御用達のお宿ですが、なかなかに立派です。
日帰り入浴料は1000円也。
湯の川には温泉銭湯もありますし、例えば直前に立ち寄った漁火館や、本日の投宿先のホテルテトラ湯の川温泉など、500円で入浴出来る所が幾らでもあります。
そんな中で倍額の1000円はかなりお高め。

お風呂は男女別で、内湯のみです。
手前に洗い場があり、奥には湯舟がひとつ。
とってもシンプルな造りです。
個人的にはシンプルなお風呂が好みですので、結構好きな造りですけど、入浴代が1000円と考えたら露天くらいは欲しくなってしまいます。

使われている源泉は直前に入った大盛湯と同じ、湯川3丁目の源泉です。
大盛湯が激熱だったので少し身構えましたが、温度は適温でした。
わずかに濁りあり、茶湯花が舞っています。どうやら掛け流しのようで、塩素臭もありません。
ただ、タイミングなのかも知れませんが、利用者が多く、その影響かは分かりませんが、鮮度はあまり宜しくありません。
お湯からは僅かに潮臭と石膏臭があり、気持ちが良いお湯である事には違いありませんでしたが、大盛湯と同じ源泉なのに少しだけ薄く感じました。

.

湯の川温泉には入浴出来るところの選択肢が沢山あります。
なので、他にあるもっと良い所と比べてしまうと、色々と言いたくなってしまうんですよね。
でも、一緒に入ったT-Kさん曰く、湯の川の大規模ホテル系では明らかなハズレ(バリバリ塩素臭のする循環湯)も結構あるそうです。
そんなわけで、ホテルの規模を考えたら、かなり湯使いが良いと言えるかも知れませんね。

.

国家公務員様だけでなく、温泉地の宿コンプリート型の温泉マニアも積極的に立ち寄りたいお宿です。

.

2023年 8月13日 - 初訪問・日帰り入浴

コメント