北海道

猫持ち帰りOKな温泉 (?温泉)

含硫黄 – ナトリウム – 塩化物泉

北海道函館市某所
男女別内湯
500円
8:00 ~ 21:00 (要確認)

函館市の某所にひっそりとある温泉です。
今回の函館湯めぐりで、明林荘と並び特に気になっていた温泉のひとつです。
なお、探せば色々と情報が出て来ますけど、ネットではあまり情報を広めたくないと言う所有者様の意向により、当ホームページでは具体名や場所の紹介は控えます。
予めご了承下さい。

気になる方は自力で情報収集してみて下さい、すぐにどこだか分かると思いますよ。

.

さて、そんな訳で、こちらの温泉。
情報通りに県道を走っていると、分岐を発見。
看板などはありませんので、知らなければ絶対に入って行かないような細道です。
その細道を入ってすぐの所には「私有地のため立ち入り禁止 地主」の看板があります。
普通の人であればここで引き返すのですが、この看板があると言う事は正解です。気にせずに更に先に進みます。

暫くすると車を停められるスペースがあり、その先には橋。橋を渡った先に湯小屋があります。
それが今回の目的地、某温泉です。
橋の手前には「私有地のため、無断で撮影及びネット等の掲載は堅くお断り願い致します。地主」と書かれた看板が設置されています。
これまた情報通りですね。

.

途中の警告が気になったので、果たしてどんな温泉だろうかと、少しヒヤヒヤしながら中へ入ると、猫が数匹寛いでいました。何匹かは逃げてしまいましたが、数匹は人懐こくお出迎え。
緊張の糸がふっと緩む気分です。

その先に進むと、管理人さんが住んでいるのかな? 小屋があります。
出て来た若女将さんにお風呂に入りたい旨を伝えると、すんなりOKを頂けました。
まぁ、お金を取って営業している温泉ですから、入れるのが当たり前なのかもしれませんけど、立ち入り禁止看板を見た後でしたので、何事もなく普通に入れて一安心です。

.

さて、肝心のお風呂ですが、男女別でそれぞれに内湯があるのみで、まるで共同浴場って感じですね。
とてもシンプルなものです。
事前に調べた限りではもっと素朴な湯小屋だったと思いましたが、脱衣所も浴室もとても綺麗で、ちょっとお洒落なのが驚きました。

浴室内には2メートル四方位の湯舟がひとつ。お湯は白濁で、見る角度によっては少しだけ緑がかって見えます。
ホース湯口から新湯が投入されていて、もちろん掛け流しです。
男湯と女湯を仕切り衝立の下は繋がっていたので、元々は混浴だったのかもしれませんね。

真っ白に濁るお湯とは裏腹に硫黄臭はさほど強くありません。ほんのり硫黄臭と言う感じです。
肌触りはサラサラ系で、何となくですが秋田の泥湯に似ているような感覚です。
見た目は濃いけど、実はアッサリ系みたいな感じ。
雨が続いたのでいつもとお湯が違うような事を言っていましたが、普段はどうなんでしょうね? ちょっと気になる所ではあります。

.

浴後、湯小屋から出ると、猫たちがまた寄ってきました。
なんとも人懐こい子達です。

ふとその中の一匹を見ると、なんか、うちにいる子と毛並みがとても似ているんですよね。
女将さんに話を聞いてみると、勝手に居ついてしまった野良たちなのだそうです。
「好きなの一匹持って帰って良いよ」と言われましたが、流石に遠慮しておきました。まぁ、女将さんも冗談で言っているんだと思いますけどねw

↓ うちの猫

.

ついでに、女将さんにネットでの公開について少し話をしましたが、詳細についての公開はご遠慮下さいとの事でした。
これはあくまで私の憶測ですけど、あまり広く知られてしまうとマナーの悪い人が来たりもしますので、あくまでも「分かっている人だけが来てくれれば良い」と言うスタンスなのかも知れませんね。

あと、つい最近リフォームしたそうなのです。
場所が場所ですし、とても鄙びた湯小屋だと聞いていたので、てっきり廃業までカウントダウン入っている所なのではと思っていました。
リフォームする位ですから、まだまだ元気に営業してくれそうですね。
ちょっと一安心。

なかなか行ける場所ではありませんが、機会があればまた伺います。
この場で書いてもご覧頂ける事は無いと思いますが、気持ちが良いお湯をありがとうございました!

.

最後に、わざわざ書かなくても分かって頂けている事だとは思いますが、施設名を伏字にする為にテキトーにつけたものです。
私が訪問した際のエピソードから「猫持ち帰りOK」と言う名称で紹介していますが、本当に猫を持って帰れるかどうかは未確認です。
そんな人はいないと思いますが・・・w 「猫貰えなかったぞコンチクショー!」とか言う苦情は一切受け付けておりませんので、予めご了承下さい。

.

2023年 8月13日 - 初訪問・日帰り入浴

コメント