バイク備忘録リトルカブ

第7話 – 山梨ソロツーリング (前編)

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会社の同僚と一緒に山梨ツーリングをしてから半年以上が経ちました。
その間、リトルカブでする事と言えば、自宅と家の往復ばかりです。

ツーリング行った後にすぐ冬がきましたので、遠出しようなんて気にすらなりませんでしたけどね。

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そして気がついたら5月、ツーリングするには良い季節がやってきました!
ちょうどつい先日フロントスプロケットを交換したばかりなので、その性能の確認もしてみたくなります。

と言う事で、リトルカブでもう一度山梨に行く事にしました。
何故また山梨? って話ですけど、前回行った事で距離感覚とか掴めていますからね。

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当日は子供を学校に見送って、朝8時過ぎに自宅を出発。
基本的に、甲州街道こと国道20号線をひたすら真っ直ぐ走るだけです。

スタートから暫くは都心部なので走っていても面白味に欠けるものでしたが、高尾を過ぎた辺りから信号も少なくなり、適度なワインディングが気持ちの良い道に切り替わります。
原付なので速度は出ませんので、車で行くよりも時間が掛かります。
途中コンビニや道の駅で休憩などを挟みつつ、この日最初の温泉「やまと天目山温泉」に立ち寄りました。


ちなみに自宅から約110km、4時間ほどでの到着です。

この日は5月にしては気温が高く、日差しも暑かったのですが、ここには温い源泉浴槽があって気持ちが良かったです!
詳しい事については温泉レポートを読んでね!

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その後もどんどん温泉に入りましたよ!

やまと天目山温泉のすぐ近くにある田野温泉に入り・・・

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少し距離を走って、塩山温泉に移動。
塩山温泉では3軒のお湯をハシゴしました。

すぐ近場のお宿を移動するのに、リトルカブは非常に優秀です。
軽いので、目的の宿を探しながらUターンとか簡単に出来ます!
さすが、新聞配達でも活躍するバイクですね!(新聞配達で使われるのはプレスカブって言う、厳密に言うと別物ですけど)

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なお、私のリトルカブにはナビどころか、スマホスタンドなんて言う気の利いたものはついていません。
なので、スマホでナビを見て、ある程度の道筋を頭の中に入れて走るのですが、これがまた楽しいです。

本当にこの道で合っているのかな? なんて不安を抱えながら、信号の名前や道路上の青看板に書かれている地名なんかも確認しつつ、周囲をキョロキョロしながら走る事になります。
いまどきどんな車にもナビはついていますからね。ナビ無しで知らない土地走るのって、とても新鮮な気分です。

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そんな事をしながら辿り着いたのは、この日のお宿、石和温泉にある璃洛さん。

東京からちっこい原付でやってきた変なオッサン相手でも対応が良くて、ゆっくりと寛げる、素敵なお宿でした。

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それにしても、途中で寄り道したとはいえ、東京から石和に来るのがこんなに遠く感じたのは初めてです。
車であれば、高速で2時間と掛からずに到着しますし、一般道だとしても速度が違う上に、エアコンも効いて快適にドライブ出来ますからね。
それが、リトルカブで走ると、高速はもちろん普通に走っていても遅いし、エアコンなんて快適なモノは無いし、エンジンや路面の振動で結構疲れるんですよね。

でも、疲れるし、大変ですけど、それが楽しいのです!

宿に辿り着いた時は、たかだか山梨に来ただけなのに、「こんな遠くまで旅をしてきたぞ!」みたいな、妙な達成感を感じてしまいました。

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続編に続く

第8話 – 山梨ソロツーリング (後編)

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