青森県

ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉 (八甲田温泉) ★4.5

酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(らむねの湯) 37.9℃

ナトリウム・カルシウム-硫黄塩・炭酸水素塩泉
(龍神の湯) 64.5℃

酸性・含二酸化炭素・硫黄-カルシウム・アンモニウム-硫酸塩・塩化物泉
(みるくの湯) 35.9℃

酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
(八甲田元湯) 39.8℃

青森県青森市駒込深沢766−2
017-738-8288
男女別大浴場・露天風呂・貸切風呂など
大人 = 龍神の館のみ:600円、らむね館のみ:800円、両方:1000円
ラムネの館貸切 : 40分 = 1500円
小学生は上記料金の半額、小学生未満は1/4、3歳以下は無料
10:00 ~ 17:00

突然こんな事を冒頭で書いても「いまさらなに!?」だと思うのですが、私は温泉が好きです。
で、日本全国、日帰り入浴が出来る温泉は結構たくさん入っていると自認していますが、意外な所が未湯のまま残っていたりします。
その中のひとつがここ、「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」です。
以前は「遊仙」と言う名称のお宿で、私が湯めぐりを始めたばかりの頃から気にしていた存在でした。

「じゃあ、気になっていたのに、なんで行かなかったの?」って話になるのですが、名物とされるラムネの湯が男性は宿泊じゃなければ利用出来なかったんですよね。
お風呂も数箇所あるようで、立ち寄りだと堪能しきれなそうで・・・
そのため、いつか宿泊しようと温存していたのです。
で、気が付いたら未湯のまま時間だけが過ぎてしまったと、私には割とよくあるパターンなのです。

ちなみに、遊仙の駐車場は、温泉仲間との待ち合わせで2度ほど利用しています。
「じゃあ入れよ!」って話ですよね、私もホント、そう思います・・・ (;^ω^)

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今回、前泊で一緒した温泉仲間の後をついていったら、こちらに到着。
「ん? ここ入るの?」って感じで、ようやく入浴を果たすことが出来ました!
こんな機会でも無ければ、きっと、もっと後回しになっていたに違いないです。

以前は宿泊しなければ利用出来なかったラムネの湯ですが、今は男女別の大浴場になっており、貸切風呂もあります。
それとは別に、龍神の館と言う大浴場もありました。
どちらを利用するかで金額が異なり、もちろん両方利用する事も可能。貸切風呂は別料金です。
今回は初訪問と言う事もあり、ラムネの湯と龍神の館を両方に加えて、ラムネの湯の貸切風呂も利用させてもらう事にしました。

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さて、最初に入ったのはラムネの湯の貸切風呂です。
本棟から少し離れた湯小屋にありました。

小ぢんまりとした湯舟がちょこんとひとつ、よくある貸切サイズの小さな浴室です。
光が差し込んでいて、お湯がキラキラと輝いていて、神秘的ですらあります。

お湯に浸かる前に、まず気が付いたのは、湯量の多さ!
小さい湯舟にも関わらず、湯口から出ているお湯の量はかなりのもので、源泉投入の勢いでお湯の表面がさざ波立っているのが分かります。

肝心のお湯はと言うと、素晴らしいの一言です!

体温よりも少しだけ暖かい程度に温めのお湯で、ほんのり硫黄臭+なんて表現して良いか、粉っぽい?ような温泉臭がします。
言う間でもなく鮮度抜群! そりゃ、これだけ小さい湯舟に源泉をドバドバと掛け流しにしていて、鮮度が悪い筈もありません。

ラムネの湯と名前がつくだけあり、泡付きも素晴らしいです。
お湯に浸かってすぐに体中が泡まみれになります。
払っても払っても、あっという間に泡が付きます。
大分の七里田温泉の泡付きと比べると遥か遠く及ばない感じですが、あれは別格過ぎるので・・・
これはこれでかなり凄いです!

鮮度良し、硫黄臭良し、泡付き良し、見た目良し。
つまり、非の打ち所が無い最高のお湯です!

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貸切風呂の次は、男女別のラムネの湯を利用。
貸切風呂をそのまま大きくしたような造りで、こちらの湯殿にも光が差し込んでいて綺麗です。

同じ源泉ですので、お湯の印象は貸切風呂のものと大差ありません。
湯舟が大きい分、鮮度の劣化を心配しましたが、貸切風呂と比べても遜色がない位に鮮度抜群です。
泡付きも素晴らしかったです!

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ラムネの館を後にして、次に向かったのは龍神の館。
日本国内でも特に雪深い場所だけあって、落雪のためか、屋根がとても切り立っています。

所謂、大浴場!って感じのお風呂で、内湯と露天風呂がありました。
内湯には湯舟が2つあり、それぞれに龍神の湯とみるくの湯と言う2種類の源泉が引かれています。
龍神の湯は熱めで、ほんのり硫黄臭を感じる力強いお湯と記憶。
みるくの湯は温めで、龍神の湯よりも硫黄臭が強く、温度が低めなので長風呂向きと記憶。

で、そんな内湯を後目に、一番長い間浸かっていたのが、露天風呂の方で、こちらには八甲田元湯と言う源泉が引かれていました。
湯舟は2箇所あり、片方は42度前後の適温、もう片方は40度あるか無いかです。

源泉は40度弱で温めなので、適温の方は高温源泉と混合しているのかも? 詳細は分かりません。
所謂、普通に気持ちが良い白濁の硫黄泉です。
一緒に入った温泉仲間と談笑しながら、少しゆっくりと浸かっていたのですが、話に夢中でお湯の印象があまり残っていないのが残念・・・
それ以上に、最初に入ったらむねの湯の印象が強すぎて、その後入ったお湯も良かった筈なんですけど、ほとんど記憶に残っていないんですよね~

まぁ、普通に気持ちが良いお湯でした!

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予定外でいきなり訪問する事になった八甲田温泉。
とりあえず入る事が出来た事には満足ですが、もう少しゆっくりお湯を観察しながら、しっかり堪能したいと言う気持ちがより一層強まりました。

ここはいずれ、宿泊で再訪したいと思います。

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2018年 4月29日 ー 初訪問・日帰り入浴

コメント

  1. S より:

    旧遊仙ですが2021年のシーズンは結局一度も開業しませんでした。
    (昨年からの設備故障+コビット19の影響で)
    来年の春先は期待したいところですが、なんせあの豪雪地帯で
    冬期間人の手が一切入らないエリアなんで微妙な気もします。

  2. Jake より:

    >>Sさん
    コメントありがとうございます!
    ん~、そのまま閉業、なんて事にならない事だけを祈っておりますが・・・
    ここに限らず、休業している所って結構多いんですよね。
    コロナ騒ぎが落ち着いても、そのまま廃業って所、多いんだろうなぁ~