下部温泉山梨県

元湯旅館 大黒屋 (下部温泉) ★4.0

アルカリ性単純温泉
(源泉名:共同泉) 31.7度 / pH8.8 / H30.4.19
Na+ = 64.2 / K+ = 0.6 / Ca++ = 48.6 / Mg+ = 0.5
Cl- = 60.9 / F- = 0.3 / SO4- = 133.4 / Br- 0.2
HCO3- = 22.36 / HS- = 0.1 / OH- = 0.1 / CO3- =5.4
H2SiO3 = 32.9 / HBO2 = 2.4
成分総計 = 371.9mg

アルカリ性単純硫黄温泉
(源泉名:しもべ奥の湯 高温源泉)
49.4度 / pH9.4 / 動力揚湯 / 毎分200L / H28.6.2
Na+ = 145.8 / K+ = 1.5 / Ca++ = 116.3 / NH4+ = 0.4 / Sr+ = 0.3
Cl- = 133 F- = 0.6 / SO4- = 363.3 / Br- 0.4 / OH- = 3.6
HS- = 1.6 / OH- = 3.6 / S2O3- = 1.5 / CO3- = 12.1 / BO- = 5.7
H2SiO3 = 52.8 / CO2 = 63.7
成分総計 = 902.6mg

山梨県南巨摩郡身延町下部56
0556-36-0031
男女別内湯
10:00 ~ 15:00(最終受付14:30)
大人 / 1,000円(税込)

私にとって山梨県は近くて遠い場所です。
高速を使えば甲府まで2時間弱。甲府周辺は勿論ですが、山梨には他にも良い温泉が沢山あるにも関わらず、あまり湯めぐり出来ていないんですよね。
基本的に東北好きなので、大型連休だと北東北とか行きたくなりますし、1泊2日程度だと、どうしても北関東に行ってしまうのです。
たまには西を目指すのですが、今度は山梨を通り抜けて長野に行ってしまうわけで・・・

そんなわけで、避けていた訳では無いけど、あまり来る機会が無かった山梨。
今回は思い立って、下部温泉に来てみました。

下部温泉といえば、山梨でも特に歴史のある古湯で、信玄公の隠し湯としても知られる温泉地なのですが、実はこれが初めての訪問です。
この日は湯元ホテルに宿泊。湯元ホテルにチェックインしてから、紅鮭や子供達はホテルに残し、私ひとりだけ別行動、単独での湯めぐりです。

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まず最初に訪れたのはここ、湯元ホテルから徒歩1分の場所にある「元湯旅館 大黒屋」さんです。
温泉街の一番外れみたいな場所にポツンと建っていました。

コロナの時期なので、立ち寄り湯やっているかなぁ?と、恐る恐る聞いてみると、アッサリとOK。
あまり大きなお宿ではありませんが、こぢんまりとしていて良い雰囲気です。
玄関すぐ脇には下部川を見下ろしながらくつろげるスペースがありました。

お風呂は狭い廊下を歩き、階段を降りた先にあります。
男女別で内湯のみ。

脱衣所には成分表が2種類あり、暖かい温泉は加温・循環と明記されています。
冷たい温泉の方はかけ流しだそうで・・・

さて、どんなもんだろうと、服を脱いで浴室の扉を開けてみると・・・

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なんという事でしょう!!!

小さな浴室ですが、全面檜張りで、正面には湯舟が2つ並んでいます。
窓からは下部川を見下ろすことが出来て、とても風情が良い造りをしています!
この湯舟を見てグッと来ない温泉マニアはいないと確信しています。

で、見た目だけでなくお湯も良ければ最高なのですが・・・

お湯も最高です!!!

脱衣所から入って左手側が暖かい温泉です。
脱衣所にも掲示されていた通り、加温された上に循環です。
源泉温度が49度もあるので、加温する必要無い気もしますが、引湯距離が長いのか、供給量が少ないのかも知れませんね。

じゃあ駄目なお湯かと言われたら、全力で否定します!
循環されているとは言え、お湯からはハッキリと分かる硫黄臭が漂い、不快な塩素臭は微塵も感じません。
そればかりか、鮮度も非常に良い印象。
細かい湯花がチラホラと舞っているくらいで、「本当にこれ、循環しているの!?」と、思わず循環口を探してしまいました。(湯底にしっかりとありました・・・)

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脱衣所から向かって右側は冷たい温泉。
無色透明で、僅かに白茶色の湯花が舞っているのを確認出来ます。
ごく微の硫黄臭と、金気臭なのかな? ほんの僅かに温泉臭を感じます。
湯口の上にはコップがあり、湯口から注がれるお湯を口に含んでみましたが、少しエグ味を感じる程度で普通に飲めるお湯(水)です。

でも、このお湯(水)、気持ちが良いんだなぁ~!

下部温泉で昔から湧いていた源泉なのだそうです。
源泉温度は約32度だそうですが、私が入った限りではもう少し冷たく感じます。
とは言え、すぐ隣に暖かい温泉があるので、体が冷えたらすぐ隣に移動するだけ。体が火照って疲れてしまう事無く、エンドレスに入浴を楽しむ事が出来ます。

この日は他にも立ち寄り湯してみたかったので、あまり長居はしないつもりでいましたが、あまりに気持ちが良かったので、2つの湯舟を交互に移動しながら、予定よりもゆっくりとしてしまいました。

幸せな時間って、過ぎるの早いですよね。
脱衣所の出入り口付近にある時計が、あっと言う間に過ぎていく時を刻み続け、無情にも進む針が「もう出なければ次の温泉に入れなくなるよ!」と教えてくれるのですが・・・
なんと言うか、この時計、とっても憎たらしかったです。 (;^ω^)

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最後に余談ですが、後で調べた所によると、下部温泉で元々使われていた冷たい方の旧源泉は、温泉法で「温泉」と定める25度に満たない時期があったらしく、その為に新しく掘削して沸いたのが暖かい方の新源泉なのだそうです。

新旧の源泉を入り比べる事の出来る貴重なお宿、下部では欠かす事の出来ない素晴らしい一湯です。

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2021年 10月17日 ー 初訪問・日帰り入浴

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