ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(源泉名:赤井温泉)
17.9度 / pH8.02 / H20.8.8
Na+ = 238.8 / K+ = 11.8 / Ca+ = 24.3 / Mg+ = 13.1
Mn2+ = 0.1 / Fe+ = 0.5
F- = 0.3 / Cl- = 102.9 / HCO3- = 604.8 / SO4- = 27.9
CO3- = 4.8 / H2SiO3 = 82.8 / HBO2 = 1.8 / CO2 = 17.7
成分総計 = 1132mg
神奈川県横浜市金沢区釜利谷東3-9-51
045-781-4421
男女別内湯
14:00 ~ 22:30
大人470円、子供200円
この日は温泉仲間のN氏と一緒に湯めぐりをしました。
一緒に・・・ と言っても、事前調査はすべてN氏がしてくれて、私はただ後をついて行っただけなんですけどね・・・ (;^ω^)
その中のひとつがここ、金沢文庫の駅から徒歩だと10分程度の住宅街にある温泉銭湯、赤井温泉さんです。
ひとことで言うと、凄く分かり難い場所にあります。
後から調べて分かった事ですが、鎌倉時代には発見されていた古湯なのだそうですが、それにしては住宅街の奥まった所にあります。
到着して第一印象は暗いなぁ!って事でした。
周囲が住宅街でひっそりと静まり返っている上に、この赤井温泉さんも周囲の景観に配慮してか、最小限の明かりしか灯しておらず、ナビだよりだとしても注意して走らないと見落としてしまいそうな佇まいです。
お風呂は勿論男女別で、それぞれに内湯があります。
所謂温泉銭湯って造りをしており、手前に洗い場、奥が温泉の張られている湯舟です。
見た瞬間に分かる黒いお湯です。
大田区や川崎周辺に沸く温泉と同じ、アメリカンコーヒーを更に少し薄くしたような真っ黒なお湯です。
重曹を多量に含むお湯なので、肌触りがしっとりツルツルして、肌の角質が取れて皮膚全体が柔らかくなったような心地よさがあります。
冷鉱泉なので沸かしており、循環もされています。
沸かしの循環となれば、当然塩素による消毒も行われるわけですが、塩素臭はあまり感じません。
何よりも嬉しいのは、サウナ室の隣にある源泉水風呂です。
こちらには約18度の冷たい冷鉱泉源泉が掛け流しになっています。
普通の人であれば、サウナで体を温めてから水風呂にドボン!なのでしょうが、私の場合は加温浴槽と源泉水風呂を行ったり来たりです。
これが本当に気持ち良いんですよね!!!
思わず何度も行ったり来たりをして、手の加わっていない生の源泉を堪能させて頂きました。
.
ちなみに、このレポート執筆にあたり、赤井温泉を確認してみたところ、私が利用させて頂いた僅か半年ほど後に廃業されてしまったそうです。
Googleのストリートビューで見て見たら、かつて赤井温泉があった場所は建売の戸建てになっており、そこに温泉があったと言う面影が完全になくなってしまっています。
歴史のある古湯が廃れてしまうのはとても残念でなりません・・・
無くなってしまう前に入る事が出来てよかったです。
.
2016年 2月11日 ー 初訪問・日帰り入浴
コメント