アルカリ性単純温泉
55度 / ph9.0
Na+ = 48.9 / Ca+ = 1.6 / Cl- = 6.2
HCo3- = 89.8 / CO3– = 17.5 / H2SiO3 = 42.7
成分総量 = 213mg
鹿児島県垂水市浜平629
0994-31-3100
男女別内湯 ・ 露天風呂
330円
7:30 – 22:00
鹿児島市街地から桜島を挟んだ対岸、垂水市にある財寶温泉に行ってまいりました。
この財寶温泉、温泉水を利用して作った清涼飲料水メーカーで、鹿児島では結構有名なんだそうです。今回訪れた「薩摩明治村」はその清涼飲料水を造っている工場の一角のような場所にありました。
椰子の木などが生えている南国調の敷地内には、休憩利用出来そうなベンチなども置かれており、バーベキューなんかしたら良さそうですね。(して良いのかは不明ですが)
お風呂は貸切露天や個室なんかも用意されているみたいでしたが、今回私が利用したのは男女別に分かれた一番スタンダードな温泉施設です。
入浴料は330円で、鹿児島市内にある温泉銭湯と同額です。
建物内は、簡単な待合室と脱衣所、内湯、露天がある、必要最小限のものがコンパクトにまとめられた造りをしています。
まずは内湯ですが、洗い場数人分と4~5人入れる湯船が一つありました。
お湯は無色透明で、これといって湯花などは見当たらないあまり特徴が無いものです。
しかし、ほんのり香る温泉臭が心地よく、大量に掛け流されている為に鮮度も抜群で、とても気持ちよく入浴出来ました。
次に露天風呂。こちらは内湯からも出れますが、基本的には一旦脱衣所を通る必要があります。
脱衣所の露天出入り口には「浴槽内にクロレラ(藻)が生えているからサンダル履いたまま入浴して下さい」と言う旨の案内があります。
一瞬、藻なんか生えていて、清掃ちゃんとしろよって思いましたが、どうもこの「藻」が健康に良いのだか何だか知りませんが、この財寶温泉の名物(?)
なのだそうで、ウリにしているみたいです。
とりあえず一体どんなものかと興味深々で中に入ってみましたが・・・
うーん。別にサンダル履いたまま入浴しなければならない程の藻はありません。
ほんの僅か苔むしている程度。これは季節のせいかな?
ちょっとよく分かりませんでした。
お湯は内湯と同じものですが、こちらの方が外気にさらされている分、温めで鮮度も劣ります。
個人的には内湯の方がよかった。でも、桜島を見ながら入浴する事が出来るので、いかにも鹿児島に来たのだと言う事を実感をしながらお湯に浸かれます。
噴煙をあげる桜島を見ながら入る温泉。なかなかGoodでした。
帰り際、待合室の自販機で売られている財寶温泉ブランドの温泉水とゆずジュースを飲みました。
湯上りだったせいか、これが妙に美味。工場直販なので、多分普通に買うより安いんじゃないかな?
折角来たのならば、是非とも飲んで貰いたい一品です。
お湯自体の特徴はそれほどありませんでしたが、なかなか良い温泉でした。
興味があれば是非立ち寄ってみて頂きたい一湯です。
2006-2/24
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