鹿児島県

江洋館 別館(浜平温泉) ★3.5

単純温泉
(源泉名:垂水-6) 43.2度 / ph7.9
Na+ = 130.5 / K+ = 2.9 / Ca++ = 1.4
F- = 4.8 / Cl- = 12.2 / HCO2- = 341.9
H2SiO3 = 26.5 / 成分総量 = 524.7mg

鹿児島県垂水市浜平2059
0994-32-9522
男女別内湯
250円
9:00 – 22:00

鹿児島市街地から桜島を挟んだ対岸、垂水市にある温泉です。
ちなみにこの施設、同じ垂水市の海潟温泉にある江洋館の別館で、本館からは車で5、6分離れた場所にあります。お湯も建物も別物ですので、お間違えなきよう・・・
見た目はどこにでもありそうな旅館ですが、銭湯のように日帰り入浴にも力を入れているみたいです。入浴料は一人250円。鹿児島では普通なのですが、関東から比較すると何とも安い金額で入れるのでとても有難いですね。

お風呂は内湯のみです。打たせ湯や寝湯、気泡湯などが一つの浴槽にまとまっています。
薄い茶褐色に濁ったお湯が張られており、少し熱めに調整されています。
肌触りはツルツルする気持ちが良いもの。ほんのりモール臭が香る素性の良いお湯で、体の芯からポカポカと温まりました。
搾り取られるように汗を掻くのですが、これがまたなかなか気持ち良く、体中の毒分が一気に抜けていくような印象です。

湯口はライオン型をしており、そこからかろうじて素手で触れる程度に熱い源泉がザブザブ掛け流しにされています。

源泉を鼻先を近づけて臭いをかいでみたところ、ほのかなアブラ臭がしました。
そんなに強いにおいではありませんでしたが、どことなく前橋周辺のお湯を連想させる鉱物系アブラ臭で、思わずニンマリしてしまいます。
垂水でこのテの泉質は珍しいのではないかな?

ちなみに、湯口の周囲はブロックに囲まれており、注がれたお湯は水中湯口と同じように、浴槽底部から流れ出るように工夫されていました。
新鮮なお湯が湯面だけにしか行き届かず、そのまま流れ去ってしまうと言う問題を解決しています。

ナイスアイデア!他の施設でも是非真似て貰いたい造りですね。

2006年 2月 24日 - 初訪問時のレポート

2007年 10月 8日 - 再訪

ココに入ってみたいと言う友人と一緒に再訪してみました。
施設のイメージは前回と同じ。ザブザブ注がれる大量のお湯と鮮度の良さも前回同様です。
ただ、アブラ臭が随分と弱く感じました。この前はもう少しハッキリと分かるものだったのですが、今回は辛うじてと言うか、「なんか、これはアブラ臭とは呼べないよね?」と言う程度の物です。ちょっとガッカリ。
ただ、お湯そのものは良い物で、とてもツルツルして気持ちが良いです。
臭いだけに期待をすると少々ガッカリかも知れませんが、ツルツルするお湯に満足でした。
近くを訪れる際は、またふらっと立ち寄りたいですね。

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