硫酸塩泉?
成分表を発見できず
熊本県阿蘇市内牧
男女別内湯
100円
7:00 – 22:00
阿蘇内牧温泉にある共同浴場のひとつです。直前に立ち寄った雲海薬師温泉から歩いて30秒とかからない所にあります。ちゃんと駐車場があり、使い勝手がとても良いです。
湯小屋は通りに面していますが、生垣に遮られており、そのまま中に入る事が出来ません。
個人のお宅の玄関先を抜けるように入る必要があり、入浴料金もそのお宅に払う仕組みです。
と、言う事は、このお宅が個人的に所有しているお風呂を共同浴場として開放しているのでしょうか?何とも素敵なアプローチです。
お風呂はシンプルなもので、脱衣所と内湯があるだけなのですが、直前に利用した雲海薬師温泉に比べると、どこか新しさを感じるもので、共同浴場的な鄙びた印象はありません。
浴室はタイル張りで、湯口からドバドバとお湯が注がれ、盛大に溢れています。
湯船以外にも掛け湯用の水槽があり、こちらからもお湯が溢れていました。
まず、湯船のお湯。ほんのりと緑がかって見えますが、恐らく光の加減でしょう。無色透明で、湯花は浮いていません。
心地よい芒硝臭が漂っています。すぐ隣にある雲海薬師温泉のお湯は金気臭でしたが、全然違う性格なので驚きました。
お湯は少し熱めで44度程でしょうか。芒硝成分のせいか、肌にビリビリと来る刺激があり、実際の温度よりも熱く感じます。
長湯には向かない感じですが、芒硝のビリビリと鮮度の良さがとても気に入りました。
続いて掛け湯。殆どノーマークで、一旦脱衣所に出て、「あ、そうだ、写真撮り忘れた」って、浴室に戻ったついでに確認してみたところ・・・・
なんと、浴槽の芒硝臭ぷんぷんなお湯とは違い、金気臭が漂うものだったのです。
どう考えても印象が異なる2つのお湯、多分、掛け湯の方は、雲海薬師温泉と同じ源泉が使用されているのか・・・ひょっとして、これはこれで、全く別の独自源泉かな?
浸かる事が出来ないお湯なので、有り難味があまり無いのですが、思わぬ発見にちょっと嬉しくなってしまいました。
鮮度が良いお湯と、2種類の異なる源泉を楽しめる、素敵な一湯でした。
2007-10/6
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