アルカリ性単純温泉
(美又温泉第4次源泉、美又温泉2号泉)
47.4度 / H15.10.28
Na+ = 68.5 / K+ = 0.5 / Ca++ = 1.5
Cl- = 19.1 / F- = 4.1 / SO4– = 15.9
OH- = 2.3 / CO3– = 47.7 / HSiO3- = 67
BO2- = 0.4 / 成分総計 = 230mg
島根県那賀郡金城町追原
0855-42-0378
男女別内湯
250円
8:00 – 21:30 (日祝は6時から)
美又温泉の一角にある、共同浴場代わりの温泉銭湯です。車1台がやっと通れる細い路地の入り口にあります。路地に入る手前に駐車場があるので、使い勝手は悪くありません。
美又温泉はこの路地をメインストリートにして、旅館同士が肩を寄せ合うようにこぢんまりと佇む、何とも言えない、良い雰囲気の所です。
そんな場所にある共同浴場なので、自然、お湯にも期待で胸が膨らみます。
中に入ると、こじんまりとしたお土産コーナーがあります。どうやら観光協会の事務所と、美又温泉のお土産屋さんも兼ねているような感じです。
券売機で入浴代を払い、お土産コーナーのレジに渡して中へ。お風呂は共同浴場らしく、小さな浴室が男女別にあるだけです。
さて、そのお風呂。入って左側に湯船、右手側に洗い場がありました。
共同浴場に相応しく、コンパクトにまとまっています。
しかし・・・入って最初に気がついたのは、鼻先をくすぐる塩素臭。湯船には湯口が2箇所あり、うち1箇所から、怒涛の勢いでお湯が注がれていますが、湯船からのオーバーフローがありません。
先客がいたので、一度溢れさせてしまった後かも知れませんけどね。
少なくとも、この湯口の勢いがあれば、すぐに洗い場が水浸しになる筈です。
浸かってみてのお湯の印象あ、少しツルツルするあまり浴感が無いものです。
臭いはやっぱり塩素臭。したくない比較ですが、直前に立ち寄った国民保養センターに比べると、幾分弱い気がしないでもありません。
湯船の中央に、勾玉のような、ヘンなオブジェクトがあります。何が目的だか分かりませんが、足を突っ張ってみたり、背もたれにしたりと、意外と重宝します。
浴槽の中を探ってみると、案の定と言うか、物凄い勢いで吸引される循環口が見つかりました。
まぁ、風情は結構良いです。でも、お湯はそれに見合っていない印象を受けます。
日常で利用するお風呂だと考えた場合、こんなもんかなぁと言う気がしないでもありませんが、東京から遥々来た私からすると、もうちょっと、頑張って欲しかった・・・
まぁ、ココはココで、一度入っておけば満足な訳で、そう言う意味では来て良かったかなと思える一湯ではありました。
2008-10/12
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