鳥取県

寿湯 (東郷温泉) ★4.5

含放射能泉-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
(東郷温泉2号、3号、4号 混合泉) 70.5度 / S49.4.26
Na+ = 424.3 / K+ = 14.7 / Ca++ = 76.4 / Mg++ = 1.4
Mn+ = 4.9 / Cl- = 588.8 / F- = 4.9 / SO4– = 223.1
HCO3- = 55.9 / H2SiO3 = 90.3 / HBO2 = 3.9
CO2 = 2.2 / 成分総計 = 491mg

鳥取県東伯郡湯梨浜町
男女別内湯
200円
8:00 – 20:00

東郷温泉で、どうしても行きたかったのが、ここ、寿湯です。
何でも凄いロケーションにあるのだとか。お湯も良いと聞きます。
ただ、場所が分かりません。しかし、直前に立ち寄った「老人福祉センター東湖園」の受け付けのお姉さんに聞いてみたら、とても親切に教えて貰えて、無事迷わずにたどり着く事が出来ました。ラッキー!

さて、その寿湯。駅から程近く、コープの目の前にあります。ただ、あるとは言っても、寿湯の本体では無くて、入り口です。寿湯を管理されている床屋さんの脇に、細長い路地があります。
どうやらこの路地を通った先に寿湯があるようなのですが、幅が50cmあるかないかの、実に細い道幅です。
すれ違いどころか、体をまっすぐにして通り抜ける事が出来ませんので、カニ歩きになってしまいます。噂には聞いていましたが、あまりの細さに感動!

その路地を通り抜けると、寿湯がありました。床屋さんの裏手のような場所です。住宅街の一角みたくなっており、住宅街から抜けて行けば狭い路地を通る必要無さそうです。ちょっとガッカリ。
でも、寿湯も渋いですね!感激してバシバシ写真を撮っていたら、中からオバチャンが出て来て、「何か御用ですか?」と聞かれてしまいました。
スミマセン、お風呂です。(笑)

さて、そのお風呂。昔ながらの銭湯と言った感じの脱衣所があります。
それなりの年季を感じますが、ちゃんと手入れがされている印象。
待望の浴室ですが・・・ああぁぁぁ!素晴らしい!
細い通用口、素朴な外観、このアプローチから期待したとおりの、素晴らしい造りをした浴室がお出迎えしてくれました。
タイル張り舞台湯に、お湯が並々と張られていて、オーバーフローしているではありませんか!

お湯は無色透明。少し熱めの44度で、お湯からほんのり芒硝臭にも似た温泉臭が漂います。
肌触りはサラサラする印象。鮮度が非常に良くて気持ちが良いです。
蛇口湯口からは熱めの源泉が良い勢いで注がれています。口に含むと、味はしませんが、美味しく感じます。
舞台湯になっているので、湯船に入るとザバーっとお湯が溢れて、爽快な気分になれます。
いやぁ、気持ちが良いなぁ~!

暫くすると、私よりも少し若いくらいのオニイチャンが入ってきました。軽く挨拶。
そのオニイチャン、手馴れた感じで、頭や体を洗っています。へぇ、いつも来ている人なんだなぁと言う印象。
私は私で、彼とは話をせず、お湯を堪能。そろそろ上がるかって事で、挨拶だけして脱衣所へ。

すると、30秒後にその彼も上がってきました。で、笑顔で、「どちらから来ました?」との事。
私が、「東京です」と答えると、「やっぱりねぇ!ココは、いつも来る人が決まっているからね。
あのお爺ちゃんはいつもこの時間に来るのに今日はどうしたのかなとか。だから、他所から人が来ると分かっちゃうんですよ!」と仰います。
私が「地元の方なんですね?」と聞くと、「んと、ここの子だよ」と答えました。
あららら・・・、温泉の持ち主さんだったのですね!?
火照った体を冷ますついでに、しばし談笑。なんか、とても気さくで良い感じの方です。「うちはネットで温泉好きな人が紹介してくれたりしてね、余所からも人が来るんだよ」だそうです。
すみません、私もレポート載せちゃいますので・・・とは、言えなかったんですけどね。(笑)

魅力あるアプローチに魅力ある外観、魅力ある浴室の雰囲気に魅力あるお湯。そして、魅力ある気さくなオニイチャン。
沢山の魅力が詰まった、わざわざ東京から遠出してでも来る価値がある、素敵な一湯です。
いつまでも地元の方々のお風呂として、そしてたまには余所者も受け入れてくれる温かいお湯として、このままの姿で残っていて欲しいなぁと思いました。

2008-10/10

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