鳥取県

れんが湯 (れんが湯) ★3.5

泉質不明

鳥取県鳥取市元町329
0857-22-4876
男女別内湯
350円
16:00 – 22:00

鳥取市内にある銭湯です。表向きは温泉を名乗っておらず、ただの銭湯なのですが、鉱泉を使用しているそうで、私の中では温泉として一湯にカウントします。
市内の商店街を少し裏に入ったような所にぽつんとあります。鳥取にはここ以外にも市内に温泉銭湯がアチコチにあるようです。その中でも、このれんが湯は、特に歴史が古いのだそうです。
外観を見た瞬間にその渋い造りに痺れてしまいました。

内部も実に渋いです。番台でお金を払い中へ。ちゃんと手入れがされているようですが、基本的な造りは昔のままです。
ロッカーは一部に古いのがそのまま残っており使用出来るようになっています。
「廿八」とか書かれているのですが、最近では廿なんて漢字は見ませんよね。
というか、何て読むのか知らない人も多いんじゃないでしょうか?(ちなみに二十と読みます)

浴室内部も古い造りをしています。タイル張りで、右手に洗い場、左手に湯船が2つ。手前は水風呂で、奥が暖かい通常浴槽です。
浴室内には塩素臭が充満。通常浴槽のお湯は循環されており、オーバーフローもありません。
まぁ、銭湯ですから、もう少しお手柔らかな塩素臭だと嬉しかったですが、仕方が無いと言うか、それほど嫌な気分はしません。
天井を見ると、屋号の通りにレンガが組まれており、歴史の重みを感じる事が出来ます。
この風情を楽しめるのであれば、多少の塩素臭もむしろ演出に感じてしまうから不思議です。
肝心のお湯は、僅かに緑がかって見えるものの、殆ど無色で、透明。
ツルツルする感触もありますが、あまり浴感は無いかな。
所謂、温泉というより、お風呂です。

少し面白かったのが、ココの湯口です。
どこにでもありそうなライオン湯口なのですが、どこか詰まっているのでしょうか、凄まじい勢いで噴水のように噴出しています。
余りの水圧で周囲は水しぶきで、浴槽の3分の1が使用困難な状態になっていました。
一瞬打たせ湯用に強くなっているのかと思いきや、あまりの勢いで、痛いです。
見慣れたライオン湯口ですが、これはちょっと珍しいですね。
お湯は循環されている物のようで、それだけはちょっと残念でしたが・・・

浴後、女将さんと少しだけお話をしました。若い人は最近はめっきり来ないのだそうです。
いつまで続けられるかとの事。こう言う歴史ある銭湯はいつまでもこのままの姿で残って欲しいですねぇ。
頑張って下さいと言って、その場を後にしました。

2008-10/10

コメント

  1. 匿名 より:

    初めまして。コメント失礼します。
    Jakeさんが撮られた写真の転載が可能かどうか確認したく書き込ませていただきました。
    ここのページの二枚目の写真を使用してもよろしいでしょうか?
    ここからの転載であることは明記します。
    写真転用についての欄については読みましたが、今回私が転載しようとしているサイトはホラー色が強いサイトとなっているので、先に許可をいただいた方が良いと判断し、書き込みをさせていただきました。
    お返事お待ちしております。

  2. Jake より:

    >>匿名さん
    はじめまして。また、ご丁寧にコメント下さってありがとうございます。
    写真転用の件了解しました。
    もしも差支え無ければですけど、どんなサイトか是非とも拝見してみたいです。
    それによって良いとか駄目と言う話ではなく、どのように使っていただけるのかを見てみたいという、単純な好奇心だけなのですけど・・・ (;^ω^)

  3. 匿名 より:

    >>Jakeさん
    ご返信ありがとうございます!
    転用の許可を頂き、誠にありがとうございます。
    https://backrooms.fandom.com/ja/wiki/Backrooms_Wiki
    ↑こちらが使用予定のサイトとなっております。
    不思議な雰囲気のある写真に設定をつけて共有しよう!といった感じのサイトでして、Jakeさんが撮られた写真はそのテーマとして使用しようと考えています。
    後出しになってしまいすみません。前のコメントで書いておくべきでしたね。

  4. Jake より:

    >>匿名さん
    ご連絡ありがとうございます。
    早速拝見しました。世界観とでも言うのでしょうか、ちょっと独特な雰囲気で面白いページですね!
    もし他にもお役に立てるような写真がありましたらどうぞご利用下さい。