含食塩芒硝泉
45度
K+ = 33.5 / Na+ = 1552.5 / Ca++ = 114
Fe++ = 5.89 / Mn+ = 0.974 / Al+++ = 9.87
(陽イオンが書かれた分析表 しか発見できず・・・?)
鳥取県鳥取市末広温泉町401
0857-22-2648
男女別内湯
350円
8:00 – 23:00
鳥取市内にある温泉銭湯です。
市内に温泉銭湯が沢山あると言うのは聞いていましたが、住所が「末広温泉町」となっているのに、まず最初に驚きました。
見た目にはただの商店街&住宅街なので、違和感を感じてしまいます。
この日乃丸温泉はそんな不思議な一角にぽつんとありました。
一応駐車場もあり、数台ですが停める事が出来ます。
ちなみに、車を停めて暫くすると、ばけつをひっくり返したような雨が突然降ってきました。
天気雨で、雲の隙間からは青空を見ることが出来ます。鳥取の天気は変わりやすく、珍しい事ではないのだそうです。ちなみに、お風呂から上がると、カラッと晴れていました。
路面と駐車場に停めた車は濡れたままで、なんか不思議な気分です。
さて、内部。所謂銭湯なので、シンプルな造りです。浴室は入って手前側に洗い場が並び、その奥に湯船がひとつあります。
シャンプーの備え付けなどは無くて、桶や椅子は手前側に置かれており、使う人は各自自分で持っていくと言う方式。東京の銭湯とあまり変わりません。
とりあえず掛け湯代わりにシャワーを浴びたら、シャワーから温泉が出てきました。
ハッキリと分かる金気臭のお湯で、うっすら紅茶色をしています。肌触りはツルツルして、口に含むと、金気味のほかに、僅かな塩分も感じます。意外と良いお湯であった事にびっくりしました。
肝心の湯船ですが、こちらにも褐色のお湯が張られています。
ただ、少し残念な事に、ジャグジーがされており、絶えずお湯が動いています。
銭湯と言う事で仕方が無いのでしょうか、ほんのり塩素臭も香ってきます。
暖かいお湯に身を沈めると、それはそれで気持ちよく、お湯に含まれる塩分などで、ガッツリ温まり、汗を掻くのですが、シャワーのお湯の方が気持ち良いなぁ。
でも、少し驚いたのは、オーバーフローしているお湯の量で、勿体無いほどに湯船から溢れて、捨て去られています。こんだけの湯量があったら、塩素なんて投入しなくても良さそうな気がしますけどね。
湯口は浴槽内にあるようで、実際どれくらいの投入量があるのかは分かりませんでしたが、ザブザブ溢れるお湯を眺めているのも、なかなか気分が良いものでした。
こんな温泉銭湯が、街中にいきなりあるんだから、鳥取侮れませんね!
住所に「温泉」なんて名前がついても、恥じないだけど、なかなか良い一湯でした。
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