新潟県

華報寺共同湯 (出湯温泉) ★4.5

アルカリ性単純温泉
(漲泉窟源泉)38.6度 / ph8.6 / 140L(動力)
Na+ = 61.1 / Ca+ = 46 / Cl- = 9.6
So4– = 205 / HCO2- = 26.5 / 成分総量 = 363.2mg

新潟県阿賀野市出湯794(華報寺)
0250-62-7612(華報寺)
男女別内湯
150円
6:00 – 18:30

出湯温泉の共同浴場から歩いて1分の所にある共同浴場です。
ちなみに、「けほうじ」と読むそうですね。華報寺の境内に建っており、開湯は809年に弘法大師が杖を衝いた事によりお湯が湧出したと言う伝説が残っています。
本当かどうかは置いておいて、新潟県内で一番歴史の深い温泉だそうです。

中は脱衣所と内湯のみです。浴室内には10人程度入れる浴槽と、掛け湯用の小さな水槽が一つあります。浴槽の湯口は湯底にあり、温めの源泉が大量掛け流しになっています。まるで足元自噴。
ほのかに硫黄臭が香る気持ちが良いもので、鮮度が抜群に良く、じっとしていると体中に気泡がまとわり付きました。
湯船から流れ去るお湯は奏でる音色が美しく、まるでお湯が小声で囁きあっているような、とても軽快で心地が良いものです。
妙に心が安らぎ、じっくりと聞き入りながら、予定よりも長湯をしてしまいました。

掛け湯用の小さな水槽には飲泉用のコップが置かれています。
試しに飲んでみたところ、僅かに硫黄味を感じる甘くてとても美味しいもので、思わずがぶ飲みしてしまいました。地元の方達はこのお湯をペットボトルで
汲んで持って帰るみたい
ですね。そのまま飲んでも良し、焼酎なんかで割るとなお良し、羨ましい限りです。
空のペットボトルを持ち合わせていなかった私は随分と悔しい思いをしました。
是非とも再訪し、その時は思う存分お湯を頂いて帰りたいものです。

2006年 2月12日 - 初訪問時のレポート

2006年 11月4日 - 再訪

やっぱりココは良いです。
透明で新鮮なお湯がドコドコと掛け流し。温めなのでじっくり入っていることが出来ます。
これが足元自噴だったら良いのになぁ~・・・
何となくですが、入浴しながら鹿児島の「かじか荘」を思い出してしまいました。

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