神奈川県

新宿区立中強羅区民保養所 箱根つつじ荘 (強羅温泉) ★3.5

酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉
(大涌谷温泉) 64.7度 / ph2.9 / H11.9.17
Na+ = 43.1 / Mg++ = 39 / Ca++ = 104 / Fe+ = 7.01
Al+++ = 5.66 / Cl- = 124 / SO4– = 447 / SHO4- = 18.6
HCO3- = 213 / H2S = 0.04 / 成分総計 = 1013mg

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-146
0460-82-1144
男女別内湯 ・ 露天 ・ 貸し切り(沸かし湯)
650円
13:00 – 17:00 (日帰り客の駐車場利用不可)

新宿区の保養施設で、区民は格安で宿泊する事が出来ます。
私が子供の頃、毎年祖父母に連れて行って貰った記憶があり、思い出が沢山詰まったお宿です。
その為、全国各地色々な温泉に入り、このつつじ荘より余程良い温泉を知った今でも、たまに戻って来たくなるのです。
Jake主催の全国廃業したらショックな温泉宿ランキングをしたならば、まず間違いなくここが1位になる事でしょう。
(ちなみに2位は雲海閣、3位は同着で、松葉荘別館、湯之谷山荘、かじか荘、民宿ルームあたりです。)

ただ、いかんせん、再訪したくても、格安で宿泊出来る事もあって、土日はいつも満室なのです。
5年くらい前に一度来て以来、なかなか機会がありませんでした。
そんな折、平日の休みが取れたので、久しぶりに宿泊で利用してみる事にしました。
ちなみに今回の旅のお供は、うちの親父です。一度紅鮭と一緒に来てみたかったのですが・・・
まぁ、次の機会と言う事で。

久しぶりに訪れたつつじ荘は、びっくりする程に私が子供の頃来た時のままでした。
ただ、細かい変更点は数多く、例えば下駄箱があった箇所は、お土産コーナーに変わっていました。
奥にある多目的ルームには、卓球台や輪投げが、昔の面影がそのままに残っています。子供の頃、ここで他所のお爺さんやお婆さんを卓球に誘って、遊んでもらった記憶があります。
今の私の相手をしてくれるご老人はいないでしょうが、子供だった当時は、お年寄り相手でも良い勝負だったのです。一通り遊んだ後に、ジュースやアイスをご馳走して貰いました。
あぁ、あの頃にもう一度戻って、人生やりなおしたいなぁ・・・(切実w)

この日のお部屋は、3階の和室です。
造りはどの部屋も基本的に同じです。新しい建物では無いのですが、ちゃんと手入れが行き届いており、古さは微塵も感じません。
窓の向こうには大文字山が見えます。眺望を妨げる人工物が殆ど無くて、実に良い眺めです。
とりあえず椅子に座り、大文字山を眺めながらビールを一杯飲んでみました。なんだかとても贅沢な気分です。
ちなみに、冷蔵庫があるので、お酒を持ち込んで冷やす事も可能ですが、館内でもお酒を定価で買えます。ビールの銘柄などに拘らないならば、持ち込む必要は無さそうです。

お風呂は大浴場が地下にあります。
他にも各フロアに貸切風呂がありますが、温泉では無いそうなので、パスしました。
さて、その地下の大浴場。地下とは言っても、つつじ荘のある土地が傾斜しているので、地中には埋まっておらず、殆ど地上です。
お風呂はお宿の規模相応の内風呂と、以前は無かったのですが、露天風呂が出来ていました。

内湯は、浴室中央に岩風呂の湯船があり、洗い場が周囲を取り囲んでいます。
お湯は光の加減で緑がかって見える白濁。源泉は大涌谷源泉で、箱根では比較的どこにでもあるお湯です。
湯口は湯底にあり、足元自噴のような形で、静かにお湯が注がれています。
しっかり掛け流しで、体を湯船に沈めると、湯船からお湯が溢れて、排水口でサラサラと良い音を立てます。このサラサラ流れる音も、私が子供の頃から変わっていません。
施設の性格上、お年寄りの利用が多いのですが、恐れていた塩素臭は一切しませんでした。
ほんのりと香る硫黄臭が実に心地良いです。

ただ、少しだけ残念なのは、お湯は加水されています。その為、他所で入る大涌谷源泉よりは、少し薄く感じます。入った瞬間に「アレ!?」って感じてしまいました。
隣で私の親父が「オマエよく分かるなぁ」と感心していましたが・・・そりゃ、年がら年中温泉に入っていますから、何となく肌で分かるのです。
ただ、加水しているお陰と言うべきか・・・薄くなっている事で、濃い硫黄泉のしつこさを感じず、サッパリとした肌触りで、妙に新鮮に感じました。

露天風呂に張られているお湯も大涌谷の源泉です。
前回来た来た時には無かったので、最近になって付け加えられたものと思われます。
正直、あまり眺望が無く、目隠しの為の囲いで覆われているので、湯気で篭らない程度の効果しかありません。
別に無理して露天なんか作らなくても・・・と、思いますが、露天があると無いとでは、お宿のアピール度合いが違って来るのかも知れません。

内湯に比べてお湯が少し温めなので、ゆっくりと時間を掛けて入りたい人には良さそうです。
女湯の露天側から、お婆ちゃん達の賑やかな話し声が聞こえてきました。
皆さんお元気そうで何よりです。

最後に、食事についても軽くレポ。
食事は夕食朝食共に大浴場と同じフロアにある食堂で頂きます。以前は畳部屋で座布団に座って食べていましたが、今回行ったら全席テーブルになっていました。
所謂普通の旅館食で、肉やら魚やらと、沢山出てきます。

正直、食事は駄目駄目だったと言う記憶があるのですが・・・
久しぶりに食べてみると、結構美味しかったです。
前よりもメニューが良くなっているのか、安宿ばかり泊まり歩いたせいで、私の評価基準が甘くなっているか・・・ドッチだろう?

チェックイン時にメニューの追加も出来ますが、普通に食べる分には標準で十分な量です。
宿泊料金を考えれば、抜群のコストパフォーマンスだと思いました。

私にとってのつつじ荘は、「温泉」では無く、思い出の詰まった場所です。
また再訪したいなぁ・・・

細かい要望を言うならば、利用者の殆どがお年寄りなんですよね。
3ヶ月前から予約を取れるようになるのですが、予約解禁と同時に一瞬で埋まっちゃいます。
3ヶ月も先の予定が組める会社員なんて、そうそうおらず、結果的に、自由な時間が取りやすい年配者ばかりが利用している印象です。
お年寄りが楽しめる施設も、それはそれで悪く無いですが、区民が平等に使えるべきだと思うんだよなぁ。
現役世代の働き盛りや若者にももっと利用しやすい仕組みを作って欲しいと強く思いました。

果たして紅鮭を連れて来る事が出来るのは、いつになる事やら。。。

2009-10/22

◆ 追記 ◆

2019年のお盆休みを利用し、紅鮭と娘2人、近所のお母さん+その娘1人の計5人でつつじ荘に行きました。
私? 留守番です・・・ (´・ω・`)
紅鮭を連れていきたいって思っていましたが、勝手に行ってきちゃいましたね~

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