含硫黄-ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉
(丸釜源泉)
長野県下高井郡野沢温泉村
男女別内湯
料金 : 寸志
5:00 – 23:00
「熊の手洗い湯温泉街」(←うろ覚え)のアーチをくぐった坂の途中にあります。
比較的新しく、湯屋建築なのですが、年代をあまり感じさせません。
内部は脱衣所浴室一体型で、広からず狭からず、いかにも野沢温泉らしい造りをしています。
お湯は麻釜の「丸釜」より引湯しているとの事で、ところどころ消しゴムのカスみたいな湯花が浮いています。
結構ヌルヌル感のあるお湯で、臭いも他と比べて特徴的でした。なんと言うか、塩分とカルシウムを感じる臭い、とでも言うか・・・
とにかく他と若干異なります。
話は突然ですが、「草津と野沢どっちが好き?」と聞かれても、答えられません。
草津には野沢に無い華やかさがあり、何度行っても楽しめます。
対する野沢は、あまり華が無く、どちらかと言えば鄙び系です。草津のようなワクワク感はありません。
しかし、野沢温泉の良さは、それぞれ泉質が微妙に異なる共同浴場にあると思っています。(草津には18箇所共同浴場がありますが、源泉の数は6種類です。そして、その大半は湯畑と万代鉱です。)
この「上寺湯」にしてもそうですが、微妙な泉質の違いを堪能出来る野沢温泉の共同浴場は、「利き酒」をしているような楽しさがあります。
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