東京都

美しの湯 (高井戸天然温泉) ★3.0

ナトリウム・塩化物強塩温泉
(高井戸天然温泉 美しの湯)
37.6度 / ph7.6 / 240L / 動力 / H14.7.10
Na+ = 8224 / K+ = 259.5 / Mg++ = 159.8 / Ca++ = 264.5
Fe++ = 5.0 / NH4+ = 116.6 / Cl- = 13730 / HCO3- = 735.9
Br- = 70.2 / I- = 28.7 / H2SiO3 = 109.3 / HBO2 = 11.3
成分総計 = 23730mg

東京都杉並区高井戸西2丁目3-45
03-3334-0008
男女別内湯 ・ 露天風呂 ・ サウナ ・ プール 等
平日温泉800円 ・ 土日祝プール利用込1200円
6:00 – 9:00

いきなりどうでも良い話をしますが、今年の私は金欠です。
昨年車を買い換えたりと、何かと出費がかさみ、大好きな温泉に行く回数も昨年より大幅に減らさなければなりません。
そんな訳で、都内に引きこもり、悶々と過ごしていたのですが、いてもたっても居られずに都内の温泉に足を伸ばしてみました。
それがココ、高井戸天然温泉です。

さて、着いてみてビックリ。なんと、高井戸駅からすぐ近くの、温泉とは全然縁が無さそうな大通り沿いにあるではありませんか。
こんな所でも掘れば温泉が出るんですね。実に不思議なもんです。
とても立派な施設で、なんと、温水プールまで利用出来てしまいます。
一見嬉しいサービスのような気もしますが、その分はしっかり入浴料金に反映されており、なんと1200円もするんです。
うーん、プールも利用するならともかく、温泉だけでこの金額は非常に痛いです。
入浴料とプール使用料は分けて、入浴だけなら600円とかにしてくれれば良かったのですけどねぇ・・・
使いもしないサービスの為に余分なお金を払わされるのは正直釈然としません・・・

さて、お風呂。入浴料が高いだけあり、しっかりと造られています。
内湯と露天があり、洗い場には勿論シャンプーなどの備え付けあり。露天の先にはサウナ室なんぞがありました。

さて、肝心のお湯ですが・・・
まずは内湯。紅茶色をした透明度の高いお湯が張られています。湯船は広々としており、ゆったり寛ぐ事が出来そうなのですが・・・
室内に充満する強烈な塩素臭と、シャンプーなどの香料の臭い。それに、温泉から発していると思われるアブラのような臭いが混じり、なんだか凄い事になっています。
ハッキリ言って落ち着く事が出来ず、すごすごと露天へ退散・・・

続いて露天。
岩風呂のように組まれた広々とした湯船があります。こちらにも内湯と同じ、紅茶色のお湯が張られていました。
こちらは外気にさらされている為か、不快な臭いは篭っておらず、幾分快適です。
お湯は鉱物系アブラ臭と、塩素臭が混ざる、とても複雑な臭いを発しています。
正直、あまり良い匂いではありませんが、多少でも源泉そのものの特徴を残してくれているのが少し嬉しいです。
ただ、循環利用で塩素が投入されている為、鮮度はお世辞にも良いとは言えず、暫く入っていると塩素剤特有のチクチクする感触でむず痒くなってきます。
湯口のお湯を少しだけ舐めてみたところ、強めの塩分を感じました。
ん~・・・源泉は悪く無さそうなんだけどなぁ。やっぱり使い方の問題ですね。
生まれたばかりの手が加えられていないお湯に使ってみたかったです。
むず痒いお湯に浸かるのはあまり気持ちが良いものではありませんが、これは汗を掻くダイエットなんだと自分に言い聞かしながらの時間を過ごしました。

最初からあまり期待をしていませんでしたので、予定調和的に裏切られた感じのする一湯です。
源泉の特徴を感じる事が出来ただけでも有難いと思わなければならないのかな?
これで入浴料が半額だったら印象ももっと違ったと思うのですが・・・
どうしても辛口の評価になってしまいます。ファンの方、見ていたとしたらゴメンナサイ。

2007-1/27

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