ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(源泉名 : 千本松渡邊)
栃木県那須塩原市千本松799
男女別内湯 ・ 露天風呂
0287-36-1025
600円
10:00 – 23:30
千本松牧場の一角にある温泉です。
目と鼻の先にあるやしお温泉から行ったのですが、到着までに散々難儀しました。
「千本松温泉→」と書かれた道を進むと、気がついたら「私道・関係者以外立ち入り禁止」という砂利道に入り込んでしまったり・・・
「もっと分かりやすく案内せぇ!」と、声を大にして言いたい!
もっとも、夕方で薄暗く、道も狭く、そのうえ雪まで降っていたので、案内看板に注意を払いながら運転する余裕が無かった私自身のせいでもありますが・・・^^;
比較的最近建てられた施設との事で、なかなかお洒落な造りをしています。
お風呂以外にも、喫茶店のような休憩所もありました。牧場内にあるので、周囲の環境はとても良いです。
お風呂は、内湯と露天があります。
まずは内湯ですが、シャンプー等が備え付けられていて使い勝手の良い洗い場が4人分と、浴槽が一つ。浴槽内には薄茶色をした透明なお湯が張られています。
適温のお湯で、石造りをした立派な湯口があるものの、使われておらず、大きな金属製蛇口のようなものからお湯がドボドボ掛け流されています。
源泉温度が高い為、加水しているそうで・・・ちょっと残念。しかし、それでもなかなか良いお湯である事には変わりなく、モール臭+アブラ臭がしました。
じっくり嗅いでいると、硫黄臭がするのも分かります。
肌触りはツルツル。お湯を飲んでみたところ、少し甘めで飲みやすいお湯でした。
露天は岩風呂になっています。大小2箇所あるのかと思いきや、二つの湯船は繋がっています。
どちらも適温。同じ源泉を使用しているはずなのですが、なんと言うか・・・堆肥のような臭いが漂ってきました。これは、周囲が牧場という事もあり、その臭いかな?
お湯そのものからは、内湯のものよりも強いモール臭とアブラ臭が漂っています。
ただ、堆肥の臭いのせい?か、お湯そのものの観察が非常に難しく、どんな臭いだったか正確に判別できなかったのが残念。
折りしも、粉雪が舞うとても寒い日。湯口からは火傷しそうな程に熱いお湯が適量掛け流されていて、外気で冷やされ
内湯は加水ですが、もしかして露天は非加水だったのかも・・・?
まだまだ知名度が低いせいか、今は訪れる人が少ないみたいですね。
この日は仕上げに喜連川早乙女に行くつもりでいましたが、千本松で十分満足出来たので、早乙女には寄らずに帰ってきました。
なかなか良いお湯です。また是非とも再訪したい、オススメな一湯です。
2005-12/18
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