酸性 含硫黄-カルシウム・硫酸塩・塩化物温泉
(鹿の湯・行人の湯 混合源泉)
68.4度 / ph2.5 / 自然湧出 / H15.12.12
Na+ = 39.2 / K+ = 19.6 / Mg++ = 16.8 / Ca++ = 70.1
Al– = 7.6 / Cl- = 79.9 / HSO4- = 42.4 / SO4- = 398.2
H2SiO3 = 338.3 / H2S = 28.8 / 成分総計 = 1040mg
栃木県那須郡那須町大字湯本274-1
0287-76-2705
男女別内湯
500円
11:00~20:00
2012年 3月11日 ー 初訪問
もう何十回と訪れている那須湯本温泉。
いつも雲海閣だけに行って満足してしまうので、実はあまり他の旅館に立ち寄っていなかったりします。
前日はちょっとしたご縁で「ウェルネスの森 那須」に宿泊したのですが、たまには雲海閣ではない所に入ってみようと思い、こちらに立ち寄ってみる事にしました。
那須湯本から殺生岩に抜けるメインストリート沿いの宿で、「立ち寄り入浴 500円」の看板が出ているのです。ずっと以前から気にはなっていたんですよね。
入浴料は500円で鹿の湯と同額。旅館の立ち寄り湯として考えると安いです。
鹿の湯はいつ行っても混んでいるから、みんなこっちに来れば良いのに・・・ って思うんですけど、そういう層は更に安い雲海閣400円に流れちゃうんでしょうか・・・?
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お湯は雲海閣と同じ、共有源泉の鹿の湯です。
浴室正面に湯舟があり、左右2槽に分かれています。
見た瞬間の印象は、雲海閣の湯舟とどこか似ています。恐らく同じ人の手によって造られた湯舟なのでしょうね。
湯口に至っては雲海閣と全く同じ仕組みです。
初めて訪れる宿のお風呂なのですが、凄く親しみを感じます。
左右のお風呂ですが、左の方が手狭になっています。
と言う事は、左の方が熱めで、右が温めかな?って思ったのですが、どちらもあまり変わらない温度調整。42度適温です。
私の場合、色々と縁があって雲海閣が那須での常宿になりましたが、この中藤屋さんのお風呂も素晴らしいです。
遅い時間まで立ち寄り入浴を受け付けて下さっていますし、雲海閣よりも建物とか全体的に綺麗です。
「鹿の湯は混んでいるから、どこか別の所無いかな?」なんて探している方には文句なくお勧め出来る所だと思いました。
2019年 1月4日 - 再訪
那須と言えば雲海閣一択!と言う私ですが、この日は雲海閣ではなく中藤屋さんに立ち寄ってみました。
理由は簡単、今回の旅行では母も一緒だったのですが、母にとっては雲海閣の階段はキツイんですよね。
中藤屋さんのお風呂は1階にありますので、途中に階段はありません。
だいぶ前に一度訪れていますが、その時から特に変わった様子はありません。
雲海閣でも見慣れた造りの那須湯本伝統の湯舟です。
この日の湯口は栓で調整されておらず、全開放されていました。
自然湧出の鹿の湯源泉はその日や季節によって温度が微妙に変わります。
なので、その時に合わせて源泉を投入する必要があります。
この日はどうやら温度があまり上がらなかったようですね。
強い硫黄臭と、湯上りはシットリ+時間が経つとサラサラに変わる、鹿の湯特有のもの。入ってすぐに指先がシワシワになるのもこのお湯の特徴。
じっくり時間を掛け体に硫黄の臭いを染みつけて帰路につきました。
階段がシンドイ!って方には、雲海閣ではなくこちらがお勧めです!
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