ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
(やまなみ源泉) 55.9度 / ph7.1
Na+ = 340.1 / K+ = 29.8 / Ca++ = 28.4 / Mg++ = 10.4
Cl- = 201 / SO4– = 56.3 / HCO3- = 692.9 / HS- = 0.2
H2SiO3 = 209.1 / HBO2 = 21.4 / CO2 = 70.1 / H2S = 0.2
成分総量 1662mg
栃木県那須塩原市塩原2566
0287-32-3962
男女別内湯
500円
10:00 – 18:00
国道から少し裏手に入った所にある、民宿のようなこじんまりとした旅館です。
日帰り入浴は500円ですが、湯巡り手形を利用したので、半額の250円で入浴できました。
なお、内湯と露天があるのですが、500円で利用出来るのはどちらか片方のみです。
内湯と露天両方入る場合は2度支払う必要があります。
源泉はどちらも同じものを使用していますので、今回は内湯に入りました。
お風呂は勿論男女別です。簡単な脱衣所と浴室があるだけのとても簡素なものです。
客室数が5部屋しかないそうなので、ちょうどこんなモンかも知れませんね。
東北の湯治場などを彷彿とさせる造りで、私好みです。
浴室に入って、ビックリしました。2メートル四方程の浴槽に、物凄い勢いでドカドカと源泉が投入されているのです。
浴室内のフロアはどこもかしこも溢れ出たお湯まみれで、笑いがこみ上げてきます。
こんな盛大な掛け流し、滅多に見れるものではありません。これだけの湯量があれば、もう3つほど湯船を追加しても余りそうな気がします。
歓楽温泉街のイメージが強い塩原でこんな凄い掛け流しを見れるとは、正直まったく予想していませんでした。素晴らしすぎます!
お湯そのものの感触ですが、ほんのりツルツルするもので、勢い良く掛け流されているせいかも知れませんが、僅かながらに泡付きが見られます。
言うまでもありませんが、鮮度は抜群に良いです。
ほんの僅かに黄味を帯びており、微量ながら金気臭とアブラ系モール臭、硫黄臭がしました。
湯口にコップが置かれていたので、お湯を口に含んだところ、微塩味と微金属味がします。
熱めに調整されており、掛け流し量が多くてお湯が常に動いているため、入っていると体がポカポカに暖まってグッタリと疲れます。
堪らず、洗い場にゴロンと寝転ぶと、大量のオーバーフローが背中を暖めてくれました。
素晴らしい寝心地です。いつまでも寝ていたくなってしまいました。
ちなみに、女湯ものぞかせて頂きました。
湯船の大きさは男湯の半分か、それ以下。
こちらも気持ちが良い掛け流しになっています。
しかし、掛け流し量では男湯に到底かないません。
ここ単体でも十分に良いんですけどね・・・
男湯と比較してしまうので、物凄く損をしているような気がしてしまいます。
と言う事で、最後まで★を幾つにしようかと悩みましたが、この女湯を見てしまったので、4.5です。
もし女湯も男湯同様であれば満点だったので、かなり残念。
女性で利用される方は、他の利用者が居ない時を見計らってお願いしてみると良いかも知れません。
2006年 7月8日 - 初訪問時のレポート
2007年2月10日 - 再訪
友人と一緒に再訪しました。相変わらずの素晴らしい湯量と新鮮なお湯の掛け流しで、友人も喜んでくれました。
ここのお湯は本当に素晴らしいです。
温めなので、体力をあまり奪われる事が無く、ゆっくりと入浴する事が出来ます。
次回は立ち寄りと言わず、泊まりで利用してみたいですね。
いつ訪れてもこの素晴らしいお湯が変わる事無くそのままである事を願ってやみません。
コメント
この宿は十年前に2度ほどお世話になりました。
〜と、以前のハナシばかりになってしまうのは、6〜7年前に猫二匹を飼ってしまい、一度エサと水をいっぱい置いて二泊三日の温泉旅行に出掛けて帰宅したら、猫が寂しがって鳴き枯らしたようで声がガラガラ、水を飲んでも咳き込む様があまりにも不憫なのでその後は温泉巡りを控えるようになったためです。
この宿の泉源は300mほど離れた山裾にあり、ポンプ揚湯で、オヤジに言わせると毎分250㍑まで汲めるがそれを200㍑(ドラム缶1本分!)に抑え、温度が高すぎるので沢水で薄めてるとのことでした。
十二分なお湯も嬉しいのですが、ここは給湯量が多すぎて浴槽に入ってても落ち着かない雰囲気でした。しかも「加水」してるとなると、源泉成分が薄くなる。
わずか5室で浴室まで段差も少なく、食事も東京の料理学校で勉強してきた若旦那の提供する品も良く、お値段もお手ごろ。
ここの旦那さん、塩原元湯「えびすや」の若旦那と仲間ゴルフをやってたのですが数年前の大雪除雪時に滑って転んで脚を骨折して引退。
なかなかいい宿だったので、また訪れてみたいと思ってます。
>>温泉おじやさん
我が家にも猫おりますが、基本的に放置ですw
あまりに長い旅行の時は母親に面倒をお願いする事ありますけどね~
加水について、個人的な意見ですけど、熱い源泉をチョロチョロと注ぐくらいであれば、加水しながらドカドカ注いでくれた方が好みです。
塩原のお湯であれば、元々そんなに特徴の強いお湯ではないので、多少薄めたところで・・・ ってのは正直ありますね~
泊った事はありませんけど、一度泊まってみたいお宿のひとつです。
あと、今でもあるかは分かりませんが、別料金で露天風呂もあるんですよね。
いつも内湯ばかりお借りしているので、今度露天にも入ってみたいです。
わはは、追伸です。
露天のほうは加水をしてないとのことで、そ〜言われてみれば「いくらか濃いかな〜」(果てしなく感覚)という気が少ししました。
>>温泉おじやさん
なんと、露天は加水無しですか!!!
実は近いうちに子供をスキーさせるために塩原連泊するのです。
宿はここじゃなく他所ですけど、チェックしてきます!
温泉に連泊ですか、いいですねー。ゲレンデに近い温泉というと「新湯」でしょうか?
もしそうだったら、外湯が数軒ありますが、その中でも「むじなの湯」が抜群だと思います。
>>温泉おじやさん
新湯でも元湯でもなく、普通に温泉街のお宿ですよ~
新湯のむじなの湯は何度入っても最高ですよね、アッツイですけど!