栃木県 鬼怒川温泉

仁王尊プラザ(鬼怒川温泉) ★4.0

含硫黄-カルシウム・硫酸塩・塩化物温泉

栃木県塩谷郡藤原町大原371-1
男女別内湯・露天風呂
0288-76-2721
500円
8:00 – 22:00

関東近郊に住んでいる人であれば、温泉好きで無くても「鬼怒川温泉」の名前を知っていると思います。
一昔前は多くの観光客が訪れた一大歓楽温泉として栄え、テレビでもホテルのCMを盛んに見かけたものです。しかし、バブル崩壊と共に景気が悪くなり、急速に活気を失っていきました。
勿論、それだけが原因ではありませんが、バブルの影響を最も大きく受けた温泉地の一つと言えるのでは無いでしょうか。

さて、そんな鬼怒川温泉ですが、私はあまり興味がありませんでした。
何故なら、泉質がアルカリ性単純温泉だと言うのが一つ。
そのうえ、温泉の鮮度を無視して加水・循環・塩素投入した大浴場が売りの観光ホテルだらけというイメージがついてまわり、私が好んで訪れるような所では無いと思っていたからです。
しかし、色んな方の温泉入浴レポートを拝見していると、この「仁王尊プラザ」だけは矢鱈と評判が良く、少し気になってはいました。
で、「食わず嫌いは良くないだろう」と言う事で、意を決して遂に行ってみる事にしたワケです。

仁王尊プラザには浴場が3箇所あります。
一番有名なのは鬼怒川沿いにある屋形船の露天風呂なのですが、名物は一番最後にとっておこうと、まずは内湯から入りました。
内湯は、待合所、脱衣所、浴室共に、一昔前の銭湯を彷彿とさせる、ちょっと古臭い造りをしています。
お湯は無色透明のものでしたが、白い湯花が所々舞っていました。
臭いを観察すると、ほんのり硫黄臭が漂っています。肌触りはツルツルで、じっとしていると体毛に気泡が付着します。
私の中で鬼怒川のイメージとしてあった、加水循環塩素投入の大浴場とは程遠い、掛け流しのお湯が新鮮な、とても気持ちが良いお湯でした。

次に露天風呂。内湯と露天風呂は隣り合っていますが、一度待合所を抜ける必要があるので、服を着なおす必要があります。
(裸で移動する人もいますが・・・)

とても広々としたお風呂で、10人同時に入ってもゆったり出来そうな造りです。
湯口は浴槽内にあるようですが、お湯がどんどん溢れて掛け捨てられています。
最初に入った内湯よりも泡立ちが良く、硫黄臭も気持ち強めで、思わず長湯してしまいました。

さて、私が最後に向かったのは、仁王尊プラザの看板とも言える、屋形船にお湯を張った川沿いの露天風呂です。
既に上記2箇所のお湯で十分満足していた私は、仮にこれが期待外れでも十分に元を取った気分でいました。

噂の屋形船浴槽ですが、これが本当に屋形船で、実際に見てみるとビックリします。
眼下には鬼怒川が流れており、川下りの船が定期的に通るのですが、この浴槽は実際に使われていた船を利用しているのだとか。
日差しが強く、日焼けを気にする女性には少々入りにくいかも知れませんが、開放的で気持ちの良いロケーションです。

さて、肝心のお湯ですが・・・
「ま、内湯や露天と変わらないだろう・・・」
と、タカをくくっていた私を打ちのめすような、ビックリする程に良いもので、まるで別源泉かと疑いたくなる程に新鮮で個性的なものでした。
臭いはハッキリと分かる硫黄臭で、白くて細かい湯花が沢山舞っています。
肌触りはニュルニュルツルツルで、泡付きがとても良く、とても気持ちが良い。
湯口のお湯を口に含んでみたところ、甘味と塩味に微玉子味がする、とても美味しいものでした。
お湯の温度も39度と温めなので、ゆっくり浸かる事が出来ました。

無理やり難点をつけるとすれば、川下りの屋形船から「おーい、おーい」と呼ばれるので、その都度手を振ってあげなければならない事でしょうか。
呼ばれても無視すれば良いだけの話ですし、人によってはこれはこれで楽しめると思は思いますが・・・
どうも私はサービス精神が旺盛過ぎるのか、その都度反応してしまい、ちょっと落ち着かなかったです。(笑)

良い意味で期待を裏切る、鬼怒川らしからぬ温泉です。
ココはお勧めです!

2005年 8月21日 - 初訪問時のレポート

2018年 6月23日 - 何度目かの再訪

子供が生まれたため、以前のようにガンガンと数を回るような温泉巡りが出来なくなりました。
そのお陰?と言って良いのか分かりませんが、最近よく仁王尊プラザを利用します。
温泉そのものが素晴らしいのは勿論ですが、子供にもキツくない泉質で温めでゆっくり出来る点や、日光周辺で観光するにあたって丁度良い所にあるんですよね。
しかも、屋形船の露天風呂は子供にも割と好評です!

当たり前なんですけど、ここ、宿泊出来るんですよね。
今度泊まりに来ても良いかなぁなんて思っていたりします。

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