群馬県

富貴の湯(金島温泉) ★3.5

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(源泉名:金島温泉「富貴の湯」) 33度 / ph6.7 / 130L(掘削自噴)
Na+ = 388 / Mg++ = 34.5 / Ca++ = 354 / Fe++ = 2.81
Cl- = 1130 / SO4- = 134 / HCO3- = 218 / H2SiO3 = 116
成分総量 = 2440mg

群馬県渋川市川島99-1
0279-23-0001
男女別内湯 ・ 露天風呂
400円
10:00 – 21:30

道の駅「こもち」と「おのこ」の中間に位置する日帰り入浴施設です。
国道353号線沿いに大きな案内看板が幾つかあり、常々気になっていました。
とても分かりやすい看板なので、たどって行けば簡単に見つける事が出来るでしょう。
なかなか風情の良い湯屋で、施設入り口前には飲泉所がありました。

中は簡単な休憩所とお風呂があるだけで、とてもシンプルな造りをしています。
それなりに使い込まれた形跡がありますが、とても清潔に保たれており、良いい感じの所ですね。
お風呂は内湯と露天がありました。

まずは内湯。洗い場数人分と浴槽があるだけのオーソドックスな造りです。
10人位入れるであろう湯船には黄土色に濁ったお湯が張られていました。
茶色湯花が舞うとても気持ちが良い炭酸水素塩泉で、鉄臭がします。
源泉温度が低いため、適温に暖めて掛け流しにしているみたいです。
しかし、加温しているとはいえ、なかなか立派な掛け流しで湯船からはお湯が気持ちよく掛け流されていました。

湯口には飲泉用のコップが置かれています。お湯の鮮度に対する絶対的な自信の現れですね。
飲泉コップを見ると無条件で嬉しくなってしまいます。
試しに口に含んでみたところ、想像通りの金気味で、健康には良さそうなのですが、あんまり美味しくありませんでした。

温めのお湯なので、いつまでも入っていられそうな心地よさがあります。
天井はいかにも湯屋と言った風情ある造りをしていました。湯気が湯抜きから差し込む太陽の光に照らされてキラキラしていました。

次に露天風呂。こちらも同じく加温された源泉が掛け流されています。
湯温は内湯とほぼ同じで、少し温めの適温に調整されています。
炭酸水素のせいか、お湯に入っている間はしっかり暖かく、お湯から出ると汗がさっと引きます。

こちらも湯口には飲泉用のコップが置かれていました。
湯口の脇にはカエルの石像があります。カエル湯口ファン必見???

2006-2/11

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