群馬県

せせらぎの湯 (倉渕相間川温泉) ★3.5

ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉
(せせらぎの湯)
61.8度 / ph6.9 / H7.7.6
Na+ = 5498 / K+ = 456 / Mg++ = 510 / Ca++ = 2178
Cl- = 13857 / HCO3- = 127 / Br- = 56.6 / H2SiO3 = 203
HBO2 = 247 / CO2 = 199
成分総計 = 23330mg

群馬県高崎市倉渕町水沼
027-378-3440
男女別内湯 ・ 露天風呂
700円 (高崎市民は310円)
10:00 – 17:00 (土日祝は20時まで)

高崎市の一角、私がよく行く草津への通り道から、あまり外れていない場所にあります。
濃いお湯との事で、前々からそれなりに気にしていたのですが、何故だか今まで訪れる事がありませんでした。
周囲に長閑な田園風景が広がる、とても穏やかな所にあります。
せせらぎの湯の正式名称は「高崎市倉渕福祉センターせせらぎの湯」で、名前が示す通りのセンター系施設。設備がしっかりと整っています。
施設のすぐ隣には子供が遊べるような公園があります。この日は好天に恵まれたせいもあってか、家族連れで賑わっていました。

さて、お風呂。内湯と露天があります。
余談ですが、開湯一番に入ったので、運良く写真撮影が出来ましたが、その後どんどん人が訪れ、撮影出来ない状態になってしまいました。
人気の程が伺えますね。
内湯は、変わった形の湯船がひとつと、洗い場がズラリと並んでいます。
黄土色に濁ったお湯が張られていました。

温度は適温、肌触りがベタつく感じの、いかにもな土類系食塩泉です。
ほんのり金気臭と土類臭が混じるもので、力強い入り心地が何とも素晴らしいです。
全国的に見たらさほど珍しくは無いのですが、この一帯でこれだけ濃いのは少し珍しい気がします。
残念ながら、浴槽の一部がジャグジーされており、そのうえ循環も併用なので、開湯一番に入ったとは言えども、鮮度が良いとは言えない状態です。

続いて露天風呂。内湯からそのまま外に出ることが出来ます。
こちらには湯船がひとつあるだけで、とてもシンプル。ピザを切ったような形の湯船で、一番鋭角な門に湯口がありました。
こちらも同じく循環併用型で、残念ながら掛け流しではありません。
内湯と同じく黄土色に濁っており、しっかりと暖まるお湯です。
幸いこちらはジャグジーされておらず、内湯に比べると落ち着いて入る事が出来ます。
湯口付近に陣取ると、鮮度が僅かながら良く感じられ、なかなか気持ちが良いです。
あまり熱くなかったせいもあり、結構長時間浸かってしまい、お陰で浴後は汗が引かなくて困ってしまいました。

とても濃いお湯を堪能する事が出来ました。
お湯の使い方がもう少し良ければと思う部分もありますが、不快な塩素臭がしなかったのは幸いです。
センター系ですので、まぁ、こんなもんでしょうかって感じの一湯でした。

2007-5/27

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